織田信長と戦国武将 天下取りの極意

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織田信長と戦国武将 天下取りの極意

オダノブナガトセンゴクブショウテンカトリノゴクイ

講談社+α文庫

不世出の英雄・織田信長。戦国、安土桃山という現代に似た弱肉強食、絢爛豪華な文化の時代をリードし、その後の日本の基礎を築いた破天荒な男の力と魅力を大解剖! 日本人ばなれしたスケール感、国家観はどこから生まれたのか。稀代のヒーローの素顔を幼時から死まで徹底検証! ※本書は1992年、実業之日本社より刊行された『切れる男をつくる 信長一〇一話』を文庫化にあたり改題し、大幅に加筆、編集しなおしたものです。


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目次

第一章 信長、天下統一への道と激烈人生
祖父・信定、父・信秀あっての信長
急逝した父の遺志を継ぐ
「うつけ」は母親の愛情不足のせいだった?

第二章 巨大な影に翻弄された信長の血縁者たち
織田家の衰亡まで見届けた母・土田御前
「自分が殺られる前に」弟・信行を殺害

第三章 天才の狂気と憂鬱──知られざる素顔を徹底解剖
浅井長政のどくろ杯で宴を催した信長の残虐
「鬼のいぬ間の洗濯」を許さず女房惨殺

第四章 稀有の趣味人? 信長のアブナイ好みとセンス
金モールがついたマントがお気に入り
黒人の従者を寵愛した信長の好奇心とセンス
家紋の変遷に見る「織田株式会社」発展の歴史

第五章 己の才能のすべてを賭けて生き抜いた戦国の男たち
池田恒興……その子・輝政はのちに姫路城を築く
平手政秀……二代にわたって仕えるが、切腹の最期
豊臣秀吉……墨俣一夜城を機に出世街道まっしぐら
細川幽斎と明智光秀……ともに義昭上洛に尽力するが
柴田勝家……奉公の至誠を尽くした忠臣の鑑
高山右近……領地よりも信仰を選んだキリシタン大名
丹羽長秀……縁の下の力持ち的な唯一の女房役
森蘭丸……衆道の相手にして数理に優れた有能な秘書
荒木村重……信長に叛旗を翻し、妻子らの大量処刑を招く
前田利家……信長の側近を殺し、死罪を申し渡されたことも
徳川家康……幼友達ゆえに忠実な同盟者になった?
佐久間信盛父子……父の代からの旧臣だが追放の憂き目に
蜂須賀小六……桶狭間の合戦ではスパイとして活躍
松永久秀……名器「平蜘蛛」とともに信長に滅ぼされる
顕如光佐……石山合戦の講和で信長から譲歩を引き出す
上杉景勝……父・謙信が没したのちの後継者の恐怖
沢彦・策彦……信長の精神的支柱となった特別補佐官
正親町天皇……武士嫌いだが信長の支持者の側面も
今井宗久……堺の経済と先進技術を提供して信頼を得る
千利休……文化的、経済的な補佐役として厚遇される

第六章 これが「本能寺の変」の仰天真相だ!
目的はひとつ、天下統一をみずからの手で
光秀は神経衰弱にかかっていた?

書誌情報

紙版

発売日

2007年11月22日

ISBN

9784062811576

判型

A6変型

価格

定価:796円(本体724円)

通巻番号

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2014年03月14日

JDCN

0628115700100011000E

初出

’92年、実業之日本社より刊行された『切れる男をつくる 信長101話』を文庫化にあたり改題し、大幅に加筆・編集した。

著者紹介

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