角栄の「遺言」 「田中軍団」最後の秘書 朝賀昭

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角栄の「遺言」 「田中軍団」最後の秘書 朝賀昭

カクエイノユイゴンタナカグンダンサイゴノヒショアサカアキラ

講談社+α文庫

「オヤジの成功、失敗体験をひっくるめた、その生きざまを語ることに、この国難を打ち破るヒントが詰まっている。国家の舵取りが難しい時代に、少しでも世のため人のためにつながる政治が実現してほしい。それがオヤジの再評価にもなると信じたい」。23年間、角栄の傍らにいて、その生涯にわたって「最後の秘書」の文字を背中に刻み続けてきた男が初めて語る、毀誉褒貶激しい「天才政治家」と、それを取り巻いた人々の実録。


「オヤジの成功、失敗体験をひっくるめた、その生きざまを語ることに、この国難を打ち破るヒントが詰まっているのではないか。国家の舵取りが難しい時代に、少しでも世のため人のためにつながる政治が実現してほしい。それがオヤジの再評価にもなると信じたい」。
23年間、田中角栄の傍らにいて、その生涯にわたって「最後の秘書」の文字を背中に刻み続けてきた男が初めて語る、毀誉褒貶激しい「天才政治家」と、それを取り巻いた人々の実録。


目次

プロローグ
第1章/オヤジとの出会い
第2章/目白の面々 ~オヤジと秘書
第3章/佐藤ママと娘
第4章/列島改造前夜
第5章/田中学校 ~小沢一郎代議士誕生
第6章/ポスト佐藤をめぐって ~田中政権誕生前夜
第7章/田中政権誕生 ~権力とカネ
第8章/日中国交回復、列島改造
第9章/政権崩壊前夜 ~オイルショック
第10章/落日 ~金脈と越山会の女王
第11章/ロッキード事件 ~まさかの逮捕
第12章/「田中軍団」 四十日抗争
第13章/オヤジ倒れる
エピローグ

書誌情報

紙版

発売日

2015年12月18日

ISBN

9784062816366

判型

A6

価格

定価:968円(本体880円)

通巻番号

ページ数

480ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2016年01月08日

JDCN

0628163600100011000O

初出

本書は、2013年12月に小社より刊行された『角栄のお庭番 朝賀昭』を、一部修正のうえ、改題し文庫化したものです。

著者紹介

著: 中澤 雄大(ナカザワ ユウダイ)

朝賀昭(あさか・あきら) 昭和18年(1943)年、東京都港区生まれ。都立日比谷高時代に田中角栄の知己を得て、中央大法学部を卒業した昭和41年春に正式に秘書となる。経理担当の佐藤昭子氏を支え、「田中軍団」秘書会を統括。 現在は政治サロン「政経調査会」会長。細野豪志・元民主党幹事長の後援会幹事長も務める。趣味のゴルフの腕前はハンデ10(新沼津カントリークラブ)。 中澤雄大(なかざわ・ゆうだい) 昭和42(1967)年、新潟県長岡市生まれ。平成2(1990年)年、毎日新聞社入社。西部報道部などを経て、政治部で首相官邸、自民党、民主党、外務省などを担当。「戦後六〇年 天皇皇后両陛下 サイパン慰霊へ」などを特報。現在は学芸部で論壇、書評を担当。 共著に『〈3・11後〉忘却に抗して』(現代書館)、『にっぽん60年前』『閉山 三井三池124年』(以上、毎日新聞社)、『外交の真意、国民への説明責任 密約問題の取材を振り返って』(日本新聞協会)など。

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