奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢

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奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢

ウバワレザルモノソニーリストラベヤデミタユメ

講談社+α文庫

17年間で都合6度、目標削減数8万人のリストラを進めたソニー。その時、無辜(むこ)の会社員はどう生きたか。元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。そして、多くがソニーDNAを新たな場所で芽吹かせようと散っていった。リストラ部屋の人々がすべて実名で語る。嘆くな、前を向け、と。『しんがり』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化!


17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラを進めたソニー。
その時、無辜(むこ)の会社員はどう生きたか。
元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。そして、多くがソニーDNAを新たな場所で芽吹かせようと散っていった。
リストラ部屋の人々がすべて実名で語る。嘆くな、前を向け、と。
『しんがり 山一證券 最後の12人』で感動を呼んだ著者の最新作を早くも文庫化!


目次

第1章 凋落の予兆
第2章 ターニング・ポイント
第3章 技術者の矜持
第4章 リストラ志願
第5章 マイレージ、マイライフ
第6章 切り捨てSONY
第7章 終わらない苦しみ
終章 リストラでも奪えないもの

書誌情報

紙版

発売日

2016年05月20日

ISBN

9784062816731

判型

A6

価格

定価:880円(本体800円)

通巻番号

ページ数

320ページ

シリーズ

講談社+α文庫

電子版

発売日

2017年04月14日

JDCN

0628167300100011000J

初出

本作品は2015年4月、小社より刊行された『切り捨てSONY リストラ部屋は何を奪ったか』を一部修正し、改題したものです。

著者紹介

著: 清武 英利(キヨタケ ヒデトシ)

きよたけ・ひでとし―1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞。主な著書に『特攻を見送った男の契り』(WAC BUNKO)など。本書の元になった単行本『切り捨てSONY』は2016年度大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補作になった。

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