ムーミンやしきはひみつのにおい

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ムーミンやしきはひみつのにおい

ムーミンヤシキハヒミツノニオイ

講談社の絵本

ある秋の夜。ムーミン屋敷にしのびこむ黒いかげ。事件のにおいをかぎつけたちびのミイとムーミントロールが、ムーミン屋敷を大探索。スクルッタおじさん、ミニ、クニット、スクルット、トフト、スナフキン、ティーティ・ウー、ミーサ、ホムサ、スノークのおじょうさん、トゥーティッキ、ママ、パパ……屋敷にいたみんなが台所に集まったとき、なにかが起こる……!
トーベ・ヤンソンが自ら手がけた数少ない絵本のひとつであり、唯一の写真絵本である作品の日本語版がついに刊行。トーベが友人であるトゥーリッキたちとともに、ムーミンら登場キャラクターの人形はもちろん、ムーミン屋敷やその家具まで手ずから3年がかりで作り上げたものを、弟であるペル・ウーロフが撮影したもの。そのムーミン屋敷のドールハウスは、フィンランド・タンペレにあるムーミン谷博物館で展示され、その精巧さに長年人気を博しています。トーベが制作した唯一の写真絵本という意味でも、彼女の生誕100年の記念イヤーである2014年を彩る一冊となるでしょう。


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書誌情報

紙版

発売日

2014年10月22日

ISBN

9784062830829

判型

B5変型

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

52ページ

シリーズ

講談社の翻訳絵本

著者紹介

文: トーベ・ヤンソン(トーベ ヤンソン)

1914年、フィンランドのヘルシンキに生まれる。ストックホルムとパリで、絵を学ぶかたわら童話をかきため、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が大評判となり、その後『ムーミンパパの思い出』『ムーミン谷の夏まつり』(以上、講談社)などを発表。全8巻の童話集となって世界中で愛読されている。1966年に、国際アンデルセン大賞を受賞。2001年6月に永眠。

写真: ペル.ウ-ロフ・ヤンソン(ペル.ウーロフ・ヤンソン)

1920年、フィンランドのヘルシンキに生まれる。トーベ・ヤンソンのすぐ下の弟。写真家であり、トーベが友人のトゥーリッキ・ピエティラたちと制作したムーミン屋敷の模型を撮影し、この絵本作品の誕生の一端を担う。

訳: 渡部 翠(ワタナベ ミドリ)

日本フィンランド文学協会会員。元ヘルシンキ大学講師。主な訳書に、トーベ・ヤンソンのムーミン絵本『それから どうなるの?』『ムーミン谷への ふしぎな旅』『さびしがりやの クニット』や、『ムーミンママのお料理の本』『少女ソフィアの夏』「ムーミン谷の名言集」シリーズ(以上、講談社)、『羽根をなくした妖精』(晶文社)などがある。

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