カペー朝-フランス王朝史1

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カペー朝-フランス王朝史1

カペーチヨウ

講談社現代新書

「時間を超えた逆転劇」、それが、冴えない始祖、ユーグ・カペーが頭の中で描いていたことなのか? 「名ばかりの王」から300年の時を経て、ローマ教皇、神聖ローマ皇帝と並ぶ権力者としてヨーロッパに君臨するまでの物語。 (講談社現代新書)


カペー朝の始祖ユーグ・カペーは凡庸な男でした。周りを強力にして華麗な敵たちに囲まれながら、どのように王家はローマ教皇や神聖ローマ皇帝と並ぶ存在に成り上がっていったのか? フランス王朝の礎を築いたカペー家300年の軌跡を、当代一の西洋歴史小説家が鮮やかに描きます。


目次

はじめに フランス王とは誰か
1 ユーグ・カペー(987年~996年)
2 名ばかりの王たち
3 肥満王ルイ6世(1108年~1137年)
4 若王ルイ7世(1137年~1180年)
5 尊厳王フィリップ2世(1180年~1223年)
6 獅子王ルイ8世(1223年~1226年)
7 聖王ルイ9世(1226年~1270年)
8 勇敢王フィリップ3世(1270年~1285年)
9 美男王フィリップ4世(1285年~1314年)
10 あいつぐ不幸
おわりに 天下統一の物語

書誌情報

紙版

発売日

2009年07月17日

ISBN

9784062880053

判型

新書

価格

定価:990円(本体900円)

通巻番号

2005

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社現代新書

電子版

発売日

2013年06月28日

JDCN

0628800500100011000W

著者紹介

著: 佐藤 賢一(サトウ ケンイチ)

1968年山形県鶴岡市生まれ。東北大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程単位取得満期退学、以降作家活動に専念。 1999年『王妃の離婚』(集英社)で第121回直木賞を受賞。作品はほかに『傭兵ピエール』『オクシタニア』『小説フランス革命』(以上、集英社)、『二人のガスコン』(講談社)、『双頭の鷲』(新潮社)、『黒い悪魔』『褐色の文豪』(文藝春秋)など多数。またノンフィクションに『ダルタニャンの生涯──史実の「三銃士」』(岩波新書)、『英仏百年戦争』(集英社新書)がある。

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