中国経済の正体

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中国経済の正体

チュウゴクケイザイノショウタイ

講談社現代新書

成長か? 崩壊か? 世界経済への影響力、中国経済のこれからを読む入門書決定版。市場の特殊性、米中関係、環境問題、地下経済の闇など、現状から未来予想まで、最新情報・データも満載。中国型資本主義、高成長の理由と世界経済への影響力を検証する。内需主導の中国経済は世界不況から最速で回復、個人消費も飛躍的に拡大を続ける、上海万博後の成長を読み解く 。(講談社現代新書)


「著者からのメッセージ」

今年の5月から上海万博が開催されますが、
本書では上海万博の前後で中国経済がどうなっていくのかを俯瞰しています。
万博開催期間中の中国経済は、
内需拡大をテコにして好調に推移していくとみられますが、
多くの人が注目しているのは万博が終わった後に、
中国経済が高成長を持続できるのか、
あるいは万博効果の剥落によって腰折れしてしまうのかどうかという点です。
詳細は本書を読んでいただければと思いますが、
個人的には2015年あたりが
中国経済のターニングポイントになるのではないかと見ています。


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目次

第1章 中国経済最前線~なぜ中国経済は最強と言えるのか?
第2章 G2時代の米中関係
第3章 地球温暖化問題と中国経済
第4章 「人口ボーナス」と中国経済
第5章 中国の経済統計は信用できるか
第6章 日本は中国とどう付き合っていくのか

書誌情報

紙版

発売日

2010年04月17日

ISBN

9784062880473

判型

新書

価格

定価:792円(本体720円)

通巻番号

2047

ページ数

216ページ

シリーズ

講談社現代新書

電子版

発売日

2014年01月24日

JDCN

0628804700100011000H

著者紹介

著: 門倉 貴史(カドクラ タカシ)

一九七一年、神奈川県に生まれる。一九九五年慶応義塾大学経済学部卒業。銀行系シンクタンク、生保系シンクタンク等を経て、二〇〇五年にBRICs経済研究所を設立。現在は同研究所の代表を務める。日本において初めて地下経済の研究に取り組み、地下経済に関する著作も多い。ワーキングプア関連の啓蒙書も多数発表している。 二〇〇九年度、同志社大学大学院非常勤講師。企業の講演、メディアでの発言が注目されている気鋭の経済学者。 著書に『統計数字を疑う』(光文社新書)、『貧困ビジネス』(幻冬舎新書)、『世界不況を生き抜く新・企業戦略』(朝日新書』、『世界を席巻するインドのDNA』(角川SSC新書)などがある。

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