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藤原道長 「御堂関白記」 (中) 全現代語訳
フジワラノミチナガミドウカンパクキチュウゼンゲンダイゴヤク
- 訳: 倉本 一宏

平安時代最大の権力者・藤原道長が、絶頂期に記した日記を読む!
『御堂関白記』は、平安時代中期いわゆる摂関政治の最盛期を築いた藤原道長の日記である。
一条朝から三条朝へと移る中、娘彰子に続いて妍子も中宮となり、道長の宮廷での権勢はさらに増大する。
本巻では、寛弘6(1009)年以降、彰子の親王出産、天皇崩御などの出来事から、
長和2(1013)年までのさまざまな朝議・公事、神事・仏事や饗宴の様子が詳細に綴られる。
宮廷政治の世界を、平易な現代語訳で読む!
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目次
寛弘6年(1009)
寛弘7年(1010)
寛弘8年(1011)
長和元年(1012)
長和2年(1013)
書誌情報
紙版
発売日
2009年06月11日
ISBN
9784062919487
判型
A6
価格
定価:1,694円(本体1,540円)
通巻番号
1948
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2023年05月12日
JDCN
06A0000000000673091W
初出
現代語訳の底本としては、大日本古記録(東京大学史料編纂所・陽明文庫編、岩波書店、1952~1954年)を用い、陽明叢書(陽明文庫編、思文閣出版、1983~1984年)、平松本「御堂関白記」写真(京都大学総合図書館蔵)、「御堂関白記全注釈」(山中裕編、国書刊行会・高科書店・思文閣出版、1985年~)を参照。