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風と雲のことば辞典
カゼトクモノコトバジテン

日本の空には、こんなにも多彩な表情がある――。気象現象のみならず、比喩表現、ことわざから、季語、漢詩、詩歌、さらに方言や歌謡曲に至るまで、尽きるところのない「風」と「雲」にまつわる語彙を、豊富な引用でお届けする。最先端の気象用語解説、災害への備えにも言及した、充実の「読んで面白い辞書」。ロングセラー『雨のことば辞典』の姉妹編。文庫書き下ろし。
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目次
風と雲のことば
コラム
風とは何か/雲とは何か/台所で雲を作る/日本の風・世界の風/最先端の気象用語
ほか
書誌情報
紙版
発売日
2016年10月12日
ISBN
9784062923910
判型
A6
価格
定価:1,441円(本体1,310円)
通巻番号
2391
ページ数
376ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2016年10月28日
JDCN
0629239100100011000A
著者紹介
1924年長野県生まれ。気象庁主任予報官、鹿児島気象台長などを歴任。その後NHKの気象キャスターを務める。理学博士。エッセイスト。著書・編書に『日本の空を見つめて』(岩波書店)、『倉嶋厚の人生気象学』(東京堂出版)、『雨のことば辞典』(講談社学術文庫)など多数。
1957生まれ。首都大学東京大学院、総務省消防大学校講師を経て、現在、気象庁予報部予報官。専門は気象防災学。主な論文に「局地的大雨に対する気象庁の取組み」(「河川」日本河川協会)、「温暖化と土砂災害」(土と基礎」地盤工学会)など。
1944年神奈川県生まれ。エッセイスト。郷土史研究をきっかけに「雨の文化誌」の研究を志す。著書に『雨の楽しい話』(近代文芸社)。編著に『雨のことば辞典』(講談社学術文庫)。
1944年東京都生まれ。編集者・文筆業。著書に『日本に碩学がいたころ』(三恵社)。『日本の論点』2006~2012(文藝春秋)に寄稿。編集書に『雨のことば辞典』(講談社)。
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