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明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト〔完全増補版〕
メイジイシントイウアヤマチニホンヲホロボシタヨシダショウイントチョウシュウテロリストカンゼンゾウホバン
- 著: 原田 伊織

維新150年、偽りの歴史を斬る。共感と論争の問題作、ついに文庫化!幕末動乱期ほど、いい加減な美談が歴史としてまかり通る時代はない。京都御所を砲撃し朝敵となった長州を筆頭に、暗殺者集団として日本を闇に陥れた薩長土肥。明治維新とは、日本を近代に導いた無条件の正義なのか? 明治維新そのものに疑義を申し立て、この国の「近代」の歩みを徹底的に検証する刮目の書。
維新150年、偽りの歴史を斬る。共感と論争の問題作、ついに文庫化!
幕末動乱期ほど、いい加減な美談が歴史としてまかり通る時代はない。京都御所を砲撃し朝敵となった長州を筆頭に、暗殺者集団として日本を闇に陥れた薩長土肥。明治維新とは、日本を近代に導いた無条件の正義なのか? 明治維新そのものに疑義を申し立て、この国の「近代」の歩みを徹底的に検証する刮目の書。
本書が訴える明治維新の過ちの数々―
悪意に満ちた勝者による官軍教育。
坂本龍馬「薩長同盟」仲介の嘘。
吉田松陰が導いた大東亜戦争への道。
「維新」至上主義、司馬史観の功罪。
テロを正当化した「水戸学」の狂気。
二本松・会津での虐殺、非人道的行為。
ⒸIori Harada
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目次
本書が訴える明治維新の過ちの数々―
悪意に満ちた勝者による官軍教育。
坂本龍馬「薩長同盟」仲介の嘘。
吉田松陰が導いた大東亜戦争への道。
「維新」至上主義、司馬史観の功罪。
テロを正当化した「水戸学」の狂気。
二本松・会津での虐殺、非人道的行為。
書誌情報
紙版
発売日
2017年06月15日
ISBN
9784062936835
判型
A6
価格
定価:836円(本体760円)
ページ数
416ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2017年10月13日
JDCN
06A0000000000008307T
初出
本書は、2015年1月に毎日ワンズより刊行された『明治維新という過ち 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト<改訂増補版>』を更に増補し、完全版として文庫化したものです。
著者紹介
(はらだ・いおり) 作家。クリエイティブ・プロデューサー。JADMA(日本通信販売協会)設立に参加したマーケティングの専門家でもある。株式会社Jプロジェクト代表取締役。1946(昭和21)年、京都生まれ。近江・浅井領内佐和山城下で幼少期を過ごし、彦根藩藩校弘道館の流れをくむ高校を経て大阪外国語大学卒。おもな著書には『夏が逝く瞬間』(河出書房新社)、『原田伊織の晴耕雨読な日々』(毎日ワンズ)、維新三部作第二巻『官賊と幕臣たち』(毎日ワンズ)、維新三部作完結編『大西郷という虚像』(悟空出版)、『三流の維新 一流の江戸――「官賊」薩長も知らなかった驚きの「江戸システム」』(ダイヤモンド社)などがある。 待望の新刊『官賊に恭順せず 新撰組土方歳三という生き方』を6月末にKADOKAWAから刊行する。
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