世界のエリートがみんな使っているシェイクスピアの英語

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世界のエリートがみんな使っているシェイクスピアの英語

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 シェイクスピアは「難解」というイメージがつきものですが、実際は英米の日々の生活の中に彼の言葉は生きていて、ニュースや新聞、雑誌、映画などで多用されているのが現実です。英米の大学を卒業した人のみならず、非英語圏のエリートはしっかり勉強して一般教養の一つとして知っています。
 例えば、『マクベス』の中で夫をけしかけ悪事を働くマクベス夫人(Lady Macbeth) は、「残忍で陰険な策略家の女性」の代名詞としてよく使われます。オバマ政権の政策によく口を出しているオバマ夫人は、「マクベス夫人よりも野心家だ」(She is more ambitious than Lady Macbeth.) と言われています。その前はヒラリー・クリントンも同じように評されていました。
 このように、シェイクスピア作品の英語は日常の言葉の一部となっていて、これがわからないと英語の理解も表面的なものになってしまいます。本書は、今までに使われてきた実例をふんだんに挙げながら解説をし、シェイクスピアの英語とその周辺世界をより深く理解できる1冊となっています。
 言葉の意味をよりよく知って、ぜひ使いこなしてみてください!


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目次

第1章 こんな表現も元はシェイクスピア!
 ~現代英語に定着した数々の表現
第2章 誰もが知っているセリフと人名の使い方
 ~初級編
第3章 会話のスパイスに使える気の利いた一言
 ~中級編
第4章 これが言えればネイティブ並み!
 ~上級編
第5章 戯曲から生まれた名演説
 ~エリート編

書誌情報

紙版

発売日

2014年10月24日

ISBN

9784062952521

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社パワー・イングリッシュ

著者紹介

著: 西森 マリー(ニシモリ マリー)

ジャーナリスト。エジプトのカイロ大学で比較言語心理学を専攻。1989~1994年、テレビ朝日系「CNNモーニング」でアンカーを務めたほか、NHK「英会話I」の講師、NHK海外向け英語放送のDJなどを務める。1994年にヨーロッパに移住、1998年からはアメリカに拠点を移し、大統領選挙の取材などに力を入れている。現在ボストン在住。 主な著書に『この英語、ネイティブにはジョーシキです!』(ジャパンタイムズ)、『西森マリーのカード、英語で書きましょう』『レッドステーツの真実―アメリカの知られざる実像に迫る』(ともに研究社)、『聖書をわかれば英語はもっとわかる』(講談社)など、多数ある。

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