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なぜ、日本の精神医療は暴走するのか
ナゼニホンノセイシンイリョウハボウソウスルノカ
- 著: 佐藤 光展
「育て直し」と称し子供を縛り付ける病院。軽い気持ちの通院が薬漬けで廃人同然。前近代的な「治療」が横行する精神医療の現場に迫る
誰もがうつになる可能性のある時代。
次の「被害者」はあなたかもしれない。
現在、日本では「心の不調」で精神科にかかっている人は400万人を超える。
「うつかもしれない」と思って、病院に行ったばかりに、
本当に身も心もボロボロにされてしまったら・・・・・・・。
・子供を「育て直し」と称して、3ヵ月以上拘束する病院
・無理な薬漬けで、患者を廃人寸前にまで追い込む医師たち
・ちょっとしたことですぐ縛りつける医師
・殴りまくる精神科医
・蹴りまくる看護師
彼らは一部の「特殊」な事例ではない。
全国ではいまも「精神医療」のために苦しんでいる人々が大勢いる。
平成も終わりを迎えようとするいま、
一般社会、諸外国ではけっして行われないような人権無視が、
なぜ日本の精神医療の世界だけでは成り立っているのか。
日本の精神医療に出口はあるのか?
丹念な取材で、その真相と解決の糸口に迫る傑作ノンフィクション。
Ⓒ佐藤光展
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書誌情報
紙版
発売日
2018年12月14日
ISBN
9784065141724
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
290ページ
電子版
発売日
2018年12月13日
JDCN
06A0000000000076004O
著者紹介
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