死因不明社会2 なぜAiが必要なのか

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死因不明社会2 なぜAiが必要なのか

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日本という国は、人が死んだときに死因を確定するために行う解剖の実施率がきわめて低い、いわば死因不明社会に陥っています。死因がわからないことは、医学の進歩を妨げ、医療事故の責任をうやむやにし、犯罪も見逃してしまう大きな問題です。解剖が抱えるさまざまな難点を一挙に解決するのが、死亡時画像病理診断「Ai」です。死因不明社会を解決する唯一の処方箋「Ai」の本質を伝えます


Aiの理念と、Aiの真の力
誰にでも一生に一度、平等に行われるべき検査、それが死因検査だ。だが、この国の死因究明の実態はとても貧しい。大切な人の死因がわからない悲しみ、犯罪や医療ミスが介在するのではという疑い。そうした「死因不明」の闇は、医療を、社会を、そして人々の心を歪めていく。この問題を解決する「Ai」の理念を『死因不明社会』で示した海堂尊が改めて提示し、医療最前線で活躍する5人の第一人者とともにAiの真の力を見せつける!


Ⓒ海堂尊

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目次

序説 なぜ死因不明ではいけないのか(海堂)
第1章 死亡診断の歴史(塩谷)
第2章 日本の医療・行政におけるAi(山本)
第3章 法医学から見たAiの重要性(飯野)
第4章 医療の現場から見たAiの重要性(高野)
第5章 Aiから考える「死」と「未来」(長谷川) 

書誌情報

電子版

発売日

2018年11月30日

JDCN

06A0000000000056111N

通巻番号

著者紹介

著: 塩谷 清司(シオタニ セイジ)

1965年生まれ。島根医科大学(現島根大学)医学部医学科卒。聖隷富士病院/筑波メディカルセンター病院 放射線科

著: 山本 正二(ヤマモト セイジ)

山本正二 1967年生まれ。千葉大学医学部卒。2009年、千葉大学Aiセンター副センター長。Autopsy Imaging学会理事長 を経て、Ai情報センター代表理事

著: 飯野 守男(イイノ モリオ)

1971年生まれ。鳥取大学医学部卒。大阪大学大学院医学系研究科博士課程学位取得。医学博士。大阪大学大学院医学系研究科法医学教室講師を経て、鳥取大学医学部 法医学分野 教授

著: 高野 英行(タカノ ヒデユキ)

1960年生まれ。千葉大学医学部卒。千葉県がんセンター画像診断部部長。日本放射線科専門医会・副理事長。Autopsy imaging(Ai)学会理事長

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