なかなか治らない難治性のうつ病を治す本

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なかなか治らない難治性のうつ病を治す本

ナカナカナオラナイナンチセイノウツビョウヲナオスホン

健康ライブラリー

ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【不要な薬を整理し、心の回復力をつける】
うつ病の多くは数ヵ月から長くても2年以内に回復することが一般的ですが、
長年まじめに治療を受けているのに治らない方がいます。 
しかも5年、10年どころか、20年以上も治らない難治のうつ病に悩む方は
少なくありません。なぜうつ病は治らない病気になったのでしょうか。
抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬……多くの薬を漫然と飲んでいないでしょうか。
不安や恐怖が消えない、眠れない……病気のせいと思っている症状のかなりが、
じつは飲んでいる薬や長期の療養生活のせいです。
一方で、多くの薬が悪いからと減薬や断薬に失敗して病状が悪化し、
苦しむ方も非常に多くなり、対策も必要になっています。
本書では、回復を妨げる心理から、治療法の見直し方、効果のない薬の
整理の仕方までイラストやチャートを使い、わかりやすく解説。
なんとか治ってほしいと願うご家族へのアドバイスも紹介します。
長引くうつ病で苦しむ患者さんを絶望から救う決定版!

【主なポイント】
*何年も何十年もうつ病が治らない理由
*うつ病から双極性障害と診断が変わることも多い
*薬がうつ病や双極性障害を治りにくくした
*休養をとりすぎることの悪影響も
*長引くうつ病は診たて直しでゼロから診断を
*長期投与・多剤投与を見直し、効果のない薬を整理する
*減薬、断薬は絶対に自己流でやらないこと
*家族だけで抱え込まない、対応のコツと注意点
*うつから抜けるための「五ヵ条」

【本書の内容構成】
ケース集 つらく苦しい日々から抜けられた 
第1章 何年も何十年も治らない理由
第2章 絶望はどこからくるか
第3章 効果のない薬を整理する
第4章 心の回復力をつける


Ⓒ 

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  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2019年07月18日

ISBN

9784065161883

判型

B20取

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

102ページ

シリーズ

健康ライブラリーイラスト版

電子版

発売日

2019年07月25日

JDCN

06A0000000000144972L

著者紹介

監: 田島 治(タジマ オサム)

【監修者プロフィール】 田島 治(たじま・おさむ) 杏林大学医学部精神科助教授、同大学保健学部教授を経て、はるの・こころみクリニック院長、杏林大学名誉教授。うつ病、不安症の診療では、長期化した患者さんへの減薬・断薬を視野に入れた「引く治療」をおこなう。向精神薬の歴史や抗うつ薬の副作用の研究で世界的な権威である英国のディヴィッド・ヒーリー教授との交友を通じて、その著作と活動を日本に紹介している。ヒーリー著の主な訳書に『抗うつ薬の時代――うつ病治療薬の光と影』(共訳、星和書店)、『ファルマゲドン――背信の医薬』(監訳、みすず書房)など。クリニックでの診療のほか、専門家向けに薬物療法に関する講演もおこなう。主な著書に『こころのくすり最新事情』『抗うつ薬の真実』(いずれも星和書店)、『精神医療の静かな革命――向精神薬の光と影』(勉誠出版)、『薬で治す そうとうつの時代』(ごま書房)などがある。

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