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ジャパニーズハロウィンの謎 若者はなぜ渋谷だけで馬鹿騒ぎするのか?
ジャパニーズハロウィンノナゾワカモノハナゼシブヤダケデバカサワギスルノカ
- 編: 松井 剛 ,
- 著: 一橋大学商学部松井ゼミ15期生

消費者行動論で解き明かす日本のハロウィン
2018年10月28日未明、ハロウィンでにぎわう東京・渋谷のセンター街で軽トラックが横転させられ4名の逮捕者が出た。酔っぱらいの喧騒や路上のごみ問題など、負のイメージで取り沙汰される渋谷ハロウィン。一方で、20年以上の歴史を誇り地域に根付いたカワサキ ハロウィンや、クールジャパンのひとつともいえるコスプレ文化と結びついた池袋ハロウィン、毎年ツイッターのトレンドを独占する地味ハロウィンといったイベントは、文化的にも経済的にもおおいに注目に値する。本書は、いつの間にか日本の年中行事となったハロウィンの現在・過去・未来を、現地レポートや関係者インタビューを通して読み解いていく。
ⒸTakeshi Matsui,Hitotsubashi University Faculty of Commerce and Management,Matsui Seminar 15th generation students
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書誌情報
紙版
発売日
2019年09月27日
ISBN
9784065172032
判型
新書
価格
定価:1,078円(本体980円)
通巻番号
154
ページ数
320ページ
シリーズ
星海社新書
電子版
発売日
2024年05月21日
JDCN
06A0000000000796695V
著者紹介
一橋大学経営管理研究科教授。1972年、北海道生まれ。2000年、一橋大学商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。2007年から2009年までプリンストン大学社会学部客員フェロー。著書に『ことばとマーケティング』(碩学舎)、『アメリカに日本のマンガを輸出する』(有斐閣)、『欲望する「ことば」』(嶋浩一郎氏との共著、集英社)など。趣味は弁当づくり。
著: 一橋大学商学部松井ゼミ15期生(ヒトツバシダイガクショウガクブマツイゼミジュウゴキセイ)
マーケティング、消費者行動論、PRなどを3~4年生の2年間で学ぶゼミ。毎年、受講希望者があふれるこのゼミでは、マーケティングに関する様々なプロジェクトを行っている。今回、13人の学生(男子5人、女子8人)がジャパニーズハロウィン・プロジェクトに参加した。卒業論文のテーマは、MCバトル、マッチングアプリ、応援上映、御朱印ブームなどいろいろ。
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