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21世紀 テレ東番組 ベスト100
ニジュウイッセイキテレトウバングミベストヒャク
- 著: 太田 省一

「アイデアの力」によって最前線へ
1964年、前の東京オリンピック開催の年に開局したテレビ東京、通称「テレ東」は、現在の在京キー局のなかで最後発、かつ科学教育専門局としてスタートしたことから、当初より低視聴率という苦難に陥ってしまう。ところが、平成の時代になるとお金や人手を十分に割けない分、企画のユニークさや斬新さで勝負する番組づくりが世の中から脚光を浴びるようになってくる。本書は、テレ東が発揮する〈アイデアの力〉に注目し、自身も長年にわたってテレ東に魅了されてきた社会学者が、2001年以降に放送された番組の中からベスト100を選出。「テレ東っぽさ」の秘密に迫る「テレ東番組ガイド」です。
*本書目次より抜粋
はじめに いまや“ブランド”になったテレ東
第1部 テレ東の真骨頂、「ユルさ」と「素人」
第2部 “深夜”というフロンティアを開拓したテレ東〈ドラマ編〉
第3部 “深夜”というフロンティアを開拓したテレ東〈バラエティ編〉
第4部 テレ東の定番、旅と食
第5部 テレ東はアイドルの庭
第6部 真面目なテレ東も魅力
第7部 テレ東が守る“昭和感”
第8部 テレ東と言えば、アニメとキッズ
第9部 テレ東最大の武器、企画力
テレ東の特別な日 元日&大晦日の番組年表 2001―2020
おわりに
参考文献
ⒸShouichi Ota
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書誌情報
紙版
発売日
2021年10月27日
ISBN
9784065258026
判型
新書
価格
定価:1,100円(本体1,000円)
通巻番号
201
ページ数
224ページ
シリーズ
星海社新書
電子版
発売日
2021年10月26日
JDCN
06A0000000000395491A
著者紹介
社会学者。1960年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドルなど、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を展開。著書に『社会は笑う』『ニッポン男性アイドル史』(以上、青弓社)、『アイドル進化論』『紅白歌合戦と日本人』(以上、筑摩書房)、『SMAPと平成ニッポン』(光文社新書)、『芸人最強社会ニッポン』(朝日新書)、『攻めてるテレ東、愛されるテレ東』(東京大学出版会)、『すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった』(ちくま新書)などがある。
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