秘密の花園

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電子あり

秘密の花園

ヒミツノハナゾノ

何度でも読み返したい、バーネットの最高傑作!
美しい自然の中で子どもたちが自ら心と体の健康を取り戻していく、愛と真実にあふれた物語です。


両親が病で亡くなり、メアリは、英国・ヨークシャーに住む伯父に引き取られることになりました。

伯父の屋敷には、もう長いこと、忘れさられ、荒れ果てた庭園がありました。

〈あたし、庭を盗んじゃったの。でも、それはだれの庭でもないの--あなたは秘密を守れる人?〉

日ごとに生きかえっていく花園に夢中のメアリ。荒野を知りつくし、動物にしたわれているディコンに心をひらき、自分だけの秘密の花園の存在をおしえます。

いっぽう、ある雨の日、夜ごと屋敷にひびく子どもの泣き声の正体がついにわかって……。


読みやすさで人気のある谷口由美子の美しい訳、イラストレーター北澤平祐と装丁家・中嶋香織とによる、クラシカルかつ可愛い装丁で、永遠の名作がよみがえります。

プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊です。

*中学生以上の漢字にルビつき


ⒸYumiko Taniguchi/Heisuke Kitazawa

書誌情報

紙版

発売日

2023年11月09日

ISBN

9784065321966

判型

四六変型

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

481ページ

電子版

発売日

2023年11月08日

JDCN

06A0000000000725604I

初出

本書は、『秘密の花園1 ふきげんな女の子』『秘密の花園2 動物と話せる少年』『秘密の花園3 魔法の力』(すべて講談社青い鳥文庫 2013年刊)を合本し、加筆・修正したものです。

著者紹介

作: F・H・バーネット(フランシス ホジソン バーネット)

作家。1849年11月24日イギリスのマンチェスターで生まれ、16歳のときアメリカに渡る。10代のころから小説を書きはじめ、50以上の作品を残す。1873年、医師スワン・バーネットと結婚。一時英国で暮らすが、1905年米国市民権を取得、1924年ニューヨーク州で亡くなる。代表作品に、『小公子(Little Lord Fauntleroy)』(1886)、『小公女(A Little Princess)』(1888)、『秘密の花園(The Secret Garden)』(1909)などがある。

訳: 谷口 由美子(タニグチ ユミコ)

翻訳家。山梨県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。アメリカに留学後、児童文学の翻訳を多数手がける。主な訳書に『若草物語1&2』『大草原のローラ物語ーーパイオニア・ガール』、著書に『サウンド・オブ・ミュージックーートラップ一家の物語』、『大草原のローラに会いにーー「小さな家」をめぐる旅』などがある。

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