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町医者2.0 病気やケガのよくある症状を診察室でぜんぶ聞いてみた
マチイシャニテンゼロ ビョウキヤケガノヨクアルショウジョウヲシンサツシツデゼンブキイテミタ
- 著: 鹿野 耕太
「こんなことを聞いていいの?」「どこに相談したらいいかもわからない……」に“町医者の中の町医者”がお答えします!
家庭医療専門医、通称“家庭医”。
日本ではあまり聞きなじみがないかもしれませんが、海外では一般的な仕組みです。
「家庭医(家庭医療専門医)」とは、診療科目にとらわれず、患者のさまざまな健康問題を幅広くサポートする総合診療医のこと。
たとえば、「胃が痛い」、「飼い犬に咬まれた!」、「父が物忘れしやすくなった」などのさまざまな症状を
まず相談できるのがかかりつけ医であり、必要に応じて専門医に橋渡ししてくれます。コミュニケーションを重ねて、一人ひとりのことを深く知った上で診療をおこなってくれる、“町医者の中の町医者”ともいえる、頼もしい存在です。
本書は、家庭医がどのように日々の診療に取り組んでいるかを、1日の診察内容を追体験する形で構成されています。日常でよくあるさまざまな症状に対し、患者一人ひとりの生活背景や気持ちを踏まえながら、家庭医がどのようにアプローチし、診療・治療を進めていくのかがリアルに伝わる内容となっています。
病気やけがの対処法に対する知識はもちろん、「家庭医とはどんな存在なのか」も知ることができる一冊です!
【こんな方におすすめ】
・よくある病気やケガへの対処法が知りたい方
・プライマリ・ケアに興味がある方
・かかりつけ医を探している方
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書誌情報
紙版
発売日
2025年08月08日
ISBN
9784065406762
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
220ページ
著者紹介
鹿野クリニック院長・家庭医療専門医 2009年、北海道大学医学部卒業。仙台オープン病院での初期研修を経て、2014年に静岡家庭医育成プログラム後期研修を修了。同年、父が開院した鹿野クリニックに副院長として加わり、2017年より現職。子どもの頃、体調不良に悩みながらも「体質だから」と受け止められ、はっきりとした改善にはつながらなかった経験がある。そうした既存の医療の枠組みでは十分に応えきれない人の存在に目を向けるようになり、家庭医を志す。現在は、地域の「何でも相談できる家庭医」として、総合的かつ全人的な視点で日々の診療にあたっている。日本プライマリ・ケア連合学会所属。休日はサウナ、ゴルフ、子どもと過ごす時間を楽しんでいる。
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