特上カバチ!!-カバチタレ!2-(3)

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特上カバチ!!-カバチタレ!2-(3)

トクジョウカバチカバチタレツー

モーニング

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


求される覚えのない車の修理代請求に困惑する依頼者・桃口。しかし田村と住吉が調査した結果、桃口に修理代を払う義務があることが分かった。追いつめられた桃口は悪友に誘われるがままに、自らの車を利用した保険金詐欺に手を染めてしまう!


Ⓒ田島隆/東風孝広

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目次

第十三話・誰にでもある得手不得手
第十四話・弱きを補い、強気を貫け!
第十五話・バッドニュースはお早めに
第十六話・悪い友でもいいとも
第十七話・だまされて保険屋
第十八話・悪銭は苦闘のはじまり
第十九話・あってもなくても関係なし
第二十話・遅すぎた衝撃の告白
第二十一話・冷酷な判断ほど適切だったり
第二十二話・使えない法律家と呼ばれても

書誌情報

紙版

発売日

2006年01月23日

ISBN

9784063724929

判型

B6

価格

定価:565円(本体514円)

ページ数

224ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2011年06月01日

JDCN

0637249200100011000B

初出

『モーニング』2005年46号~2006年3・4合併号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

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