特上カバチ!!-カバチタレ!2-(4)

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特上カバチ!!-カバチタレ!2-(4)

トクジョウカバチカバチタレツー

モーニング

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


ある日突然、借金の保証人として銀行口座を差し押さえられた主婦・吉田和子。けれど和子は借用書にサインをした覚えが全くない。一体誰が書いたのか? 書いた人物を捜し出すため、栄田が訪れたのは筆跡鑑定事務所。偽造書類を見破るプロが悪の手口を暴き出す!


Ⓒ田島隆/東風孝広

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目次

第二十三話・勝手に連帯保証人
第二十四話・見分けます、鑑定人が筆の跡
第二十五話・あなたの書いた字がほしい
第二十六話・直談判もほどほどに
第二十七話・ガジョウで崩す牙城
第二十八話・夜色に染まれ!
第二十九話・ドサクサまぎれのプレゼント
第三十話・いつだって答えは書類の中に
第三十一話・偽造の証明、第2問!
第三十二話・偽りだらけの世の中で

書誌情報

紙版

発売日

2006年04月21日

ISBN

9784063725117

判型

B6

価格

定価:565円(本体514円)

ページ数

224ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2011年06月01日

JDCN

0637251100100011000S

初出

『モーニング』2006年5・6合併号、7号、9号、11号~17号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

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