特上カバチ!!-カバチタレ!2-(7)

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特上カバチ!!-カバチタレ!2-(7)

トクジョウカバチカバチタレツー

モーニング

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


大野に法律屋失格の烙印を押された田村は、事務所に居づらくなり、金田の仕事を手伝う毎日。ある日、田村は豪原三兄弟から相談を受ける。相続した家が他人の土地にハミ出て建っているという。隣地の所有者は争いの解決を大野に依頼。ここに田村と大野の師弟対決の火蓋が切って落とされた!


Ⓒ田島隆/東風孝広

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目次

君のカバチは遅すぎた
逃げろ、ブタ!
揉めて揉めて放ったかされて
法律なんか関係あるか!
思い込んだら俺のもの!
思いどおりにいかんのでムカー!
どのみち俺は逃げられない
日和見主義者は死ぬまで日和見主義者だ
ハシゴはとっくにはずれてる
キャラにあわないことするな

書誌情報

紙版

発売日

2007年01月19日

ISBN

9784063725735

判型

B6

価格

定価:565円(本体514円)

ページ数

208ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2011年09月07日

JDCN

0637257300100011000F

初出

『モーニング』2006年40号~49号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

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