特上カバチ!!-カバチタレ!2-(8)

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特上カバチ!!-カバチタレ!2-(8)

トクジョウカバチカバチタレツー

モーニング

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


豪原三兄弟が相続した家をめぐって対立することになった田村と大野。依頼者のために鬼となって動く大野の行動は豪原兄弟をますます苦しめる。田村は怒りを覚えたものの、その姿に法律家としての原点を見る。依頼者を救いたいという思いは誰にも負けない。弟子の揺るがぬ思いがついに師匠を打ち負かす!


Ⓒ田島隆/東風孝広

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目次

人類皆兄弟げんか
法に正義を求めるな
敵は一人じゃ滅びない
どいつもこいつも敗けていないふり
情けない男でスマン
あなたとわたしの主体性
今日のお前は明日の俺だ
もう嫌だ、こんな生活
だんだん歯車が狂ってきた
どいつも好き勝手言いやがって

書誌情報

紙版

発売日

2007年04月23日

ISBN

9784063725896

判型

B6

価格

定価:565円(本体514円)

ページ数

208ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2011年10月05日

JDCN

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初出

『モーニング』2006年50号~2007年8号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

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