特上カバチ!!-カバチタレ!2-(12)

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

特上カバチ!!-カバチタレ!2-(12)

トクジョウカバチカバチタレツー

モーニング

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


木田倫太は自動車保険の契約更新手続きを寝坊ですっぽかしたその日、信号無視で事故を起こす。保険で被害者に賠償できると思っていたら、なんと契約は午後4時で切れていた。困った木田は田村に依頼。田村は「保険は午後4時に切れると念押ししなかった保険代理店に過失がある」という強引な理屈で動きはじめる。父子(おやこ)絶縁編完結!


Ⓒ田島隆/東風孝広

オンライン書店で購入する

目次

当たり前だが気合負け
若さ爆発、させすぎ!
すれ違いでさえない別れ
ありがちエゴイスト
加害者ですけど楽チン楽チン
難癖つけときゃ楽チン楽チン
被害者ヅラして楽チン楽チン
しつこくしておきゃ楽チン楽チン
尻尾を切るだけ楽チン楽チン
落ち込んどけばおそらく楽チン

書誌情報

紙版

発売日

2008年03月21日

ISBN

9784063726718

判型

B6

価格

定価:565円(本体514円)

ページ数

208ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2011年11月02日

JDCN

0637267100100011000C

初出

『モーニング』2007年44号~46号、49号~52号、2008年1号~4・5合併号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

オンライン書店一覧

既刊・関連作品一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT