特上カバチ!!-カバチタレ!2-(24)

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特上カバチ!!-カバチタレ!2-(24)

トクジョウカバチカバチタレツー

モーニング

「カバチ」とは広島弁で、文句や屁理屈のこと。法を知れば、それまで泣き寝入りしていた人もカバチをタレて(言って)、自分たちの生活を守ることができるのだ。 主人公の田村は、行政書士の大野と出会ったことでそのことに気づき、大野事務所に入所した。そんな田村が補助者として積んださまざまな経験を綴ったのが前作『カバチタレ!』。そして、試験に合格し晴れて行政書士となった田村が、新たに登場する女行政書士・住吉美寿々とともに、これまで以上にカバチをタレるのが『特上カバチ!!─カバチタレ!2─』である。


昭和45年。事件屋だった大野は、自分のボスの倉庫荒らしを決行するも失敗し、警察に突き出されそうになる。先輩の柳田は場を丸くおさめ、大野に裏の世界から足を洗って、法律屋となることを薦めた。柳田の言葉を胸に大野は行政書士となり、大野行政書士事務所をかまえた。そして現在──。田村の名を騙って債権整理をする事件屋の背後に柳田の姿があった。


Ⓒ田島隆/東風孝広

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目次

バッドボーイズ・オン・ザ・ラン
俺の生きる道
同じ空の下で
かたちあるもの
オッス、オラ田村
最高に最低な再会
二人のジョーカー
堕ちた偶像
大野よ、銃をとれ
嘘から出たまことの心
贈る言葉

書誌情報

紙版

発売日

2011年01月21日

ISBN

9784063729719

判型

B6

価格

定価:586円(本体533円)

ページ数

224ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2012年03月23日

JDCN

0637297100100011000L

初出

『モーニング』2010年43号~46号、48号~52号、2011年1号、2・3合併号

著者紹介

著: 東風 孝広(コチ タカヒロ)

1972年広島県呉市生まれ。高校を卒業後、設計・製図会社に就職するが「漫画家になる」と社長に宣言し、1年で退職。96年(24歳)、従兄弟の田島隆氏の紹介により青木雄二氏に出会い、大阪を出ることを決意。半年間『ナニワ金融道』の作画を手伝う。98年(25歳)、処女作『五番街』で週刊ヤングマガジンのちばてつや賞ヤング部門入賞。99年5月、モーニングにて『カバチタレ!』の連載を開始。2001年8月よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。05年7月よりモーニングにて『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。大阪府大阪市在住。

原作: 田島 隆(タジマ タカシ)

1968年広島県呉市生まれ。高校を中退して以降、独立して生計を営み、トラック運転手、花屋、クリーニング屋、ビル清掃業、営業マン、新聞配達など約30種の職を経験した。20歳のとき法律家を志し、司法書士補助者を経て、1991年、海事代理士試験に合格。呉市に田島海事法務事務所を開業、現在まで海事代理士・行政書士として法律実務に携わる。1999年よりモーニングにて『カバチタレ!』の連載を、2001年よりイブニングにて『極悪がんぼ』の連載を開始。2005年7月より『特上カバチ!!』の連載を開始し、現在にいたる。広島県在住。

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