貸本版墓場鬼太郎(1)

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貸本版墓場鬼太郎(1)

カシホンバンハカバキタロウ

水木しげる漫画大全集

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第1期33巻刊行開始。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。


国民的キャラクターである鬼太郎の、誕生秘話が描かれた貸本漫画『妖奇伝』『墓場鬼太郎』がついに本全集に登場! 恐ろしくも悲しい鬼太郎たちのルーツを、かつてない美しさで完全再現!! これこそが、鬼太郎の原点。  『水木しげる漫画大全集』022(1960)、第1期第15回配本。


Ⓒ水木プロ

目次

★収録作品
「幽霊一家」「幽霊一家 墓場の鬼太郎」「地獄の片道切符」「下宿屋」「あう時はいつも死人」「怪奇作家を訪ねる」「妖怪教室」「実録怪談 ろくろ首」「伝説をたずねて」「伝説 酒天童子」「怪奇名作劇場『むじな』(原作・小泉八雲)」
★資料編
★解説「次は、どういう鬼太郎にしましょうか?」清水慎治(東映アニメーション・プロデューサー)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」通巻1-30号
・今日の一言「ソファー化しとる」(水木しげる)
・水木しげるインタビュー「紙芝居は印刷機のように」
(ほか)

書誌情報

紙版

発売日

2014年08月01日

ISBN

9784063775082

判型

A5

価格

定価:2,310円(本体2,100円)

ページ数

440ページ

シリーズ

水木しげる漫画大全集

電子版

発売日

2016年08月03日

JDCN

0637750800100011000S

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    幽霊一家

    初出

    「妖奇伝」第一集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    幽霊一家 墓場の鬼太郎

    初出

    「妖奇伝」第二集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    墓場の鬼太郎夜話 第一話 地獄の片道切符

    初出

    「墓場鬼太郎」第一集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    墓場鬼太郎夜話 第二話 下宿屋

    初出

    「墓場鬼太郎」第二集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    墓場鬼太郎 第三話 あう時はいつも死人

    初出

    「墓場鬼太郎」第三集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    怪奇作家を訪ねる

    初出

    「墓場鬼太郎」第二集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    妖怪教室

    初出

    「妖奇伝」第一集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    実話怪談 ろくろ首

    初出

    「妖奇伝」第二集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    伝説をたずねて

    初出

    「妖奇伝」第二集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    伝説 酒天童子

    初出

    「墓場鬼太郎」第一集 兎月書房 1960年発行

  • 作品名

    怪奇名作劇場「むじな」

    初出

    「墓場鬼太郎」第二集 兎月書房 1960年発行

著者紹介

著: 水木 しげる(ミズキ シゲル)

本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。 やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。 戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。 近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。 紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。

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