とらわれる生き方、あるがままの生き方

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とらわれる生き方、あるがままの生き方

トラワレルイキカタ、アルガママノイキカタ

無理しない生き方とは――「心の主治医」の1冊です!!
森田療法の第一人者による、「思い込み」と「とらわれ」の生き方から脱却するための心の処方箋。具体的な症例ごとに、自然体で、いかに「悩みと不安とつきあって生きるか」を優しく語る。

良いことにとらわれるのは、一向に問題はない。それどころか喜ぶべきことである。人生における価値は1つではない。有意義なことに大いにとらわれてよいし、とらわれるべきである。
しかし、有意義なことにとらわれるには辛抱と根気が要求される。そのため、人によっては軌道を踏みはずし、安易なことに方向転換をすることがある。
つまらないこと、下らないことに「とらわれている人」は、それを十分に承知している。有意義なことにエネルギーを方向転換すべきだとは思っているが、なかなかそれができない。そして、それさえできれば自分は誰にも負けないのにと嘆いている。
「とらわれ」からの脱出は、自分の力でやるべきである。
この本は、そのお手伝いをするはずである。――「まえがき」より抜粋


目次

第1講 「ふつう」であることのむずかしさ
第2講 「死を考える」とは「生」を考えること
第3講 じたばたしても何も始まらない
第4講 もっと自分をさらけ出して
第5講 悪い癖は薬を飲んでも治らない
第6講 過去を反省し、再出発を
第7講 自意識過剰を取り払うこと
第8講 「とらわれ」からの脱却を
第9講 劣等感の塊が、実はプライドの塊
第10講 「自分さえよければいい」という考えを変える
第11講 人生は思いどおりにならないことが多いもの
第12講 幸せになる、ならないはそれぞれの努力から
第13講 神経質な性格は形を変えれば活きてくる
第14講 逃げずに徹底的にのめり込むことも必要
第15講 自分が気にしているほど周りは気にしていない
第16講 理屈ではなく体で学んでいく姿勢を
第17講 他人に感謝する気持ちをもつ
第18講 限られた命だからこそ、より有意義に生きる
第19講 人との出会いを楽しいものに変えていく
第20講 「迷ったら行動する」ことが自信に
第21講 生きる目標があれば、たいていの苦難に耐えられる
第22講 人並みに行動することで人並みの心理になる
第23講 「あるがまま」に受け入れる心を
第24講 「必ず治るんだ」という希望を
第25講 「純な心」をプラスに向けて
第26講 人によく思われたいのは、みんな同じ

書誌情報

紙版

発売日

1996年09月13日

ISBN

9784062083942

判型

四六

価格

定価:1,602円(本体1,456円)

ページ数

230ページ

著者紹介

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