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明仁天皇と裕仁天皇
アキヒトテンノウトヒロヒトテンノウ
- 著: 保阪 正康
「君主」の父、「民主」の子。二人の象徴天皇。それぞれの「戦争と平和」に秘められた昭和史の真実。そこには、天皇家の〈父と子〉のみに伝えられる口承があった。講談社創業100周年記念出版。
「今までは、勝ち抜くための勉強、運動をして来ましたが、今度からは皇后陛下の御歌のやうに、つぎの世を背負つて新日本建設に進まなければなりません。それも皆私の双肩にかゝつてゐるのです。」――<昭和20年8月15日 明仁皇太子が書いた作文より>
「今度のやうな決心をしなければならない事情を早く話せばよかつたけれど 先生とあまりにちがつたことをいふことになるので ひかえて居つたことを ゆるしてくれ 敗因について一言いはしてくれ 我が国人があまりに皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである 我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである」――<昭和20年9月9日 明仁皇太子への昭和天皇の手紙より>
ⒸHOSAKA MASAYASU
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書誌情報
紙版
発売日
2009年05月15日
ISBN
9784062128582
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
342ページ
電子版
発売日
2022年10月14日
JDCN
06A0000000000539425U
著者紹介
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