軍事力が中国経済を殺す

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軍事力が中国経済を殺す

グンジリョクガチュウゴクケイザイヲコロス

講談社+α新書

2014年春、ついに中国でデフォルトが始まった! が、世界不況下、かつての日本のように欧米へ「集中豪雨的輸出」をすることもできない。そこで工業設備の活用のため、お鉢が回ってきたのが軍事力の増強、すなわち軍拡である。こうして中央銀行たる中国人民銀行は、この軍拡と、治安維持、不良債権の買い取り、環境対策のため、政府へのマネー供給機関に成り下がる。インフレの亢進で、中国経済の命脈は2017年に途絶える!


2014年春、ついに中国でデフォルトが始まった! しかし、世界不況下、かつての日本が行ったように欧米へ「集中豪雨的輸出」をすることもできない。そこで工業設備の活用のため、お鉢が回ってきたのが軍事力の増強、すなわち軍拡である。
 こうして中央銀行たる中国人民銀行は、この軍拡と、治安維持、不良債権の買い取り、環境対策のため、政府へのマネー供給機関に成り下がる。すると中国元の信認が失われ、インフレが亢進していく。そして、中国経済の命脈は2017年に途絶える――。


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目次

序 章 軍事力が中国を殺すプロセス
第1章 中国バブル完全崩壊
第2章 三重苦に喘ぐ中国経済
第3章 格差拡大と民衆暴動の真実
第4章 ストップした投資の裏側
第5章 軍事力が成長を止めるメカニズム
第6章 領土拡張が招く財政赤字
第7章 日本の中国包囲網の成果
第8章 暴走する中国人民銀行

書誌情報

紙版

発売日

2014年07月23日

ISBN

9784062728614

判型

新書

価格

定価:924円(本体840円)

通巻番号

ページ数

192ページ

シリーズ

講談社+α新書

著者紹介

著: 相沢 幸悦(アイザワ コウエツ)

相沢 幸悦(あいざわ・こうえつ)  1950年、秋田県に生まれる。埼玉学園大学経済経営学部教授。経済学博士。1978年、法政大学経済学部卒業。1986年、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本証券経済研究所主任研究員、長崎大学経済学部教授、埼玉大学経済学部教授を歴任。  著書には、『アメリカ依存経済からの脱却』(NHKブックス)、『品位ある資本主義』(平凡社新書)、『反市場原理主義の経済学』(日本評論社)、『所得税ゼロで消費税「増税」が止まる世界では常識の経済学』『GDP大国になる日本』(以上、講談社)などがある。

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