
出版社:くもん出版
刊行日:2023年9月24日
――「杉森くんを殺すことにしたの」
高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。ヒロは友人の杉森くんを殺すことにしたのだ。そんなヒロにミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という二つの助言をする。具体的な助言に納得したヒロは、ミトさんからのアドバイスをあますことなく実践していくことにするが……。
――「杉森くんを殺すことにしたの」
高校1年生のヒロは、一大決心をして兄のミトさんに電話をかけた。ヒロは友人の杉森くんを殺すことにしたのだ。そんなヒロにミトさんは「今のうちにやりのこしたことをやっておくこと、裁判所で理由を話すために、どうして杉森くんを殺すことにしたのか、きちんと言葉にしておくこと」という二つの助言をする。具体的な助言に納得したヒロは、ミトさんからのアドバイスをあますことなく実践していくことにするが……。
1989年10月22日、長野県諏訪郡原村生まれ、東京都青梅市出身。職業能力開発総合大学校東京校産業デザイン科卒。「お絵かき禁止の国」で第59回講談社児童文学新人賞佳作受賞、同作で講談社よりデビュー。『かすみ川の人魚』(講談社)で第55回日本児童文学者協会新人賞を受賞。ほかの作品に『満天inサマラファーム』(講談社)、『キノトリ/カナイ 流され者のラジオ』(静山社)、『砂漠の旅ガラス』(小学館)などがある。
第62回(2024年)受賞作品が決まりました。
第61回(2023年)野間児童文芸賞は、選考委員会での慎重審査の結果、該当作なしとなりました。
はやみねかおる氏が第61回野間児童文芸賞特別賞を受賞されました。
第60回(2022年)受賞作品が決まりました。
第59回(2021年)受賞作品が決まりました。
第58回(2020年)受賞作品が決まりました。
第57回(2019年)受賞作品が決まりました。
第56回(2018年)受賞作品が決まりました。
第55回(2017年)受賞作品が決まりました。
一般財団法人野間文化財団は、野間文芸賞に包含されていた児童部門を独立させて、昭和38年に野間児童文芸賞を制定しました。
児童を対象として創作された小説・童話・戯曲・ノンフィクション・詩・童謡・その他で、前年7月1日から当年6月30日までに、新聞・雑誌・単行本等に新しく発表された作品の中から、優秀作品を選びます。
いとうひろし 柏葉幸子 金原瑞人 富安陽子
作品名 | 作者名 | 出版社 | 発売日 |
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再会の日に | 中山聖子 | 岩崎書店 | 2024年4月刊 |
杉森くんを殺すには | 長谷川まりる | くもん出版 | 2023年9月刊 |
ひみつだけど、話します | 堀川理万子 | あかね書房 | 2023年11月刊 |
100年見つめてきました | 吉野万理子 | 講談社 | 2023年11月刊 |
なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い1,2 | 令丈ヒロ子 | 講談社 |
2023年10月刊 2024年4月刊 |
回/年 | 作品名 | 作者名 | 出版社(レーベル名) |
---|---|---|---|
第62回/2024年 | 『杉森くんを殺すには』 | 長谷川まりる | くもん出版 |
第61回/2023年 | 該当作なし | ||
第60回/2022年 | 『たぶんみんなは知らないこと』 | 福田隆浩 | 講談社 |
第59回/2021年 | 『わたし、パリにいったの』 | たかどの ほうこ | のら書店 |
第58回/2020年 | 『朔と新』 | いとう みく | 講談社 |