青い鳥文庫作品一覧

プラム川の土手で
青い鳥文庫
インディアン居留地の小さな家から新天地をさがしに出たローラ一家は、長い旅のすえにミネソタ州のプラム川のほとりにおちつきます。広大で肥えた大地を前に小麦の収穫に目をかがやかす父さん、学校へ通いはじめたローラとメアリー……。順調にすべりだした生活は、ある日とつぜんいなごの大群におそわれます。

坊っちゃん
青い鳥文庫
正義漢だが親ゆずりの一本気、純情な江戸っ子かたぎの坊ちゃんが、東京から中学の先生として、はるばる四国にやってきた。いたずら盛りの生徒や俗な教師の赤シャツ、野だいこ、ちょっと弱気なうらなり、正義漢の山あらしなど、ユニークな登場人物に囲まれた坊っちゃんの新人教師生活は……? 文豪・漱石の痛快なユーモア小説の名編。

ルパン対ホームズ
青い鳥文庫
有名な青色ダイヤの持ち主の男爵が殺された。パリ警視庁のガニマル警部は、犯人は女中さんだとにらんだが、怪盗ルパンにじゃまされる。警部は手におえなくなり、ルパンに勝てる人――イギリスの名探偵シャーロック=ホームズがよばれてきた……名探偵と怪盗の対決を、知恵くらべ、腕くらべでえがく痛快物語。

子鹿物語
青い鳥文庫
「ジョディー、わしらは、食わないじゃ、やっていけんからな……。」愛する子鹿とのわかれ!その日は、ついにやってきたのです!あらあらしくも豊かなフロリダの自然を背景に、ジョディー少年と子鹿との友情を、また成長していく少年のすがたをえがいた、ピューリッツア文学賞受賞の感動の名作。

ムーミン谷の仲間たち
青い鳥文庫
すてきなムーミン一家を中心に、ムーミン谷にすむ仲間たちを紹介しましょう。ムーミントロールの親友で詩人のスナフキン。空想力ゆたかなホムサ、すがたが見えなくなった女の子ニンニ、おくびょうでなきむしのスニフ……。トーベ・ヤンソンが愛情をこめてえがく楽しいファンタジーです。

コロボックル童話集
青い鳥文庫
コロボックルの子ども、トコちゃんが活躍する「コロボックル空をとぶ」「トコちゃんばったにのる」などトコちゃんシリーズや、コロボックル物語4『ふしぎな目をした男の子』の主人公タケル君がテッちゃんという名前で登場する「百万人にひとり」などが読めるたのしい童話集。
「サンケイ新聞」(1970年)や「ワンダーブック」(1969年10月号)「きりん」(214~217号)「コロボックルカラー童話」(1~4)など、雑誌や新聞などに折々発表された、コロボックルの登場するみじかいお話たちです。
<A日本の名作 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
もくじ
コロボックルと時計
コロボックルと紙飛行機
<コロボックルのトコちゃん>
はじめに コロボックルのこと
コロボックル 空をとぶ
トコちゃん ばったにのる
コロボックル ふねにのる
そりにのったトコちゃん
<コロボックルとその友だち>
ヒノキノヒコのかくれ家
人形のすきな男の子
百万人にひとり
へんな子
あとがき 佐藤さとる

大草原の小さな家
青い鳥文庫
ローラの1家は、ある日、小さな家のものをぜんぶ馬車につんで、大きな森をあとにしました。父さんが、新しい土地でくらすのは、アメリカ西部の大草原、インディアンの国でした。旅がはじまってすぐ、ローラたちは、流れのはげしい川の中で、犬のジャックを見うしないます――。

クレヨン王国の花ウサギ
青い鳥文庫
ウサギのロぺは、ちほと健治きょうだいの大のなかよし。ある日、ゆくえ不明になった健治たちをさがしに出かけたちほは、ロぺの案内でクレヨン王国へ。そこで、悪魔のアオザメオニと対決することになったが、それには、どうしても伝説の花ウサギのすむヤマボウシの木を見つけなければならない……。『クレヨン王国の十二か月』の姉妹編。

大きな森の小さな家
青い鳥文庫
アメリカ西部、「大きな森」の中の小さな家に、メアリー・ローサ・キャリーの3人姉妹のいる一家がくらしていました。ときおりあらわれる、おおかみやくま、それに、きびしい大自然をあいてにたたかう生活を、きめこまやかに、いきいきとえがいた、『小さな家』シリーズ第1作。

ムーミンパパの思い出
青い鳥文庫
ムーミンパパが、「思い出の記」を書きました。捨て子だった子ども時代のこと。冒険にあこがれてホームをぬけだしたおそろしい夜のこと。発明家フレドリクソンとの出会い。スナフキンの父ヨクサルとスニフの父ロッドユールの若い日の思い出。そして、かわいいむすめだったムーミンママとの劇的な出会い……。

ムーミン谷の冬
青い鳥文庫
お日さまがいなくなってしまった冬、雪にうもれたムーミン谷の仲間はみな冬眠中。でも、いるんです、冬には冬の生きものが。青い月の光にてらされて目をさましたムーミントロールは、いままでだれも知らなかった冬の生きものの世界へ……。トーベ・ヤンソンがえがく極北の自然に生きつづける生命への感動。

魔法のベッド(2) 過去の世界での冒険
青い鳥文庫
しろうと魔女のプライスさんと、ケアリー、チャールズ、ポールの3人きょうだいが再会しました。「もういちどだけ!」そうねがって、魔法のベッドは、空をとびました。そして、ついたのは、ほんものの魔法つかいが火あぶりにされようとしている、過去の国だったのです……。

魔法のベッド(1) 南の島でのぼうけん
青い鳥文庫
プライスさんは魔女なのです。まだ勉強中ですけれど、ほうきに乗って空がとべるし、すてきな魔法もつかえるんです。そのひみつを知っているのは、ケアリイ、チャールズ、ポールの3人きょうだいだけ。そこで、ある日、4人はこっそり、魔法でぼうけん旅行にとびたちます!

宇宙人のしゅくだい
青い鳥文庫
「ちょっとまって! わたしたちがおとなになったら、きっと戦争のない星にして、地球をもっともっと、たいせつにするわ……。」ヨシコのした宇宙人とのやくそくは、はたして実現されるでしょうか。表題作『宇宙人のしゅくだい』ほか、次代を担う子どもたちへの期待をこめておくる25編のSF短編集。

ムーミン谷の夏まつり
青い鳥文庫
平和な6月のムーミン谷に大洪水がおしよせる。ムーミン一家は、大水をのがれて、流れる1けんの家にうつる。そこは劇場だったので、一家はすばらしい劇をすることになって……。国際アンデルセン賞大賞受賞作家トーベ・ヤンソンがおくる傑作ファンタジー。

ふしぎな目をした男の子 -コロボックル物語(4)-
青い鳥文庫
コロボックルのどんなすばやい動きも見えてしまう、ふしぎな目をした男の子タケルと、へそまがりのコロボックルの老学者・ツムジのじいさまが友だちになった。タケルが小さいころ遊んだ池が、すっかりあれてしまった。この池をすくおうとする少年たちと、かげでそれを助けるコロボックルたちとの楽しい物語。
もくじ
はじめに
第一章 つむじまがりの学者
第二章 タケルとヒロシと用水池
第三章 二つのいいつたえ
第四章 かわいそうな池
第五章 ほんとうのトモダチ
<A日本の名作 小学上級・中学から>

ムーミン谷の彗星
青い鳥文庫
長い尾を光らせた彗星が、地球にやってくるというので、ムーミン谷は大さわぎ。ムーミントロールは、彗星をしらべるためスニフと天文台へ出発しますが……。ムーミン谷の愛すべき仲間たちの困惑を暖かいユーモアでつつみこんでえがく、トーベ・ヤンソンのファンタジーの傑作。

星からおちた小さな人 -コロボックル物語(3)-
青い鳥文庫
空とぶ機械の飛行テストをしていたコロボックル--ミツバチぼうやが、ゆくえ不明になった。知らせを聞いたコロボックルたちは、むかしからのおきてをやぶって、ぼうやをさがしだし、すくいだそうと力を合わせて動きだした。せいたかさんの子どものおチャメさんも大かつやくします。
もくじ
はじめに
<質問>コロボックルって なんのこと。
★答えを知ってる人でも読んでごらん★
第一章 空とぶ機械
第二章 この世にただひとりとなるべし
第三章 臨時マメイヌ隊員
第四章 あまがえる作戦
第五章 夕やけ雲
<A日本の名作 小学上級・中学から>

モモちゃんとアカネちゃん モモちゃんとアカネちゃんの本(3)
青い鳥文庫
長く愛されている「モモちゃん」のお話、シリーズ第3作。

だれも知らない小さな国 -コロボックル物語(1)-
青い鳥文庫
こぼしさまの話が伝わる小山は、ぼくのたいせつにしている、ひみつの場所だった。ある夏の日、ぼくはとうとう見た――小川を流れていく赤い運動ぐつの中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって、かわいい手をふっているのを!
日本ではじめての本格的ファンタジーの傑作。