文芸(単行本)作品一覧

庭煙鉄道趣味 庭蒸気が走る毎日
庭煙鉄道趣味 庭蒸気が走る毎日
著:森 博嗣
文芸(単行本)
森博嗣の鉄道エッセイ第二弾!” 作家・森博嗣が熱中しているのは、自宅の庭にミニチュアの電車を走らせること。本当に乗れるんです!そんな模型ライフの書き下ろしエッセイ集第2弾。
カメレオン狂のための戦争学習帳
カメレオン狂のための戦争学習帳
著:丸岡 大介
文芸(単行本)
21世紀の“暴走(フルスロットル)小説”、ここに極まれり! 不惜身命、容赦無用、暴威杜毘威暗毘沙須 高校教師、「戦争」に巻き込まれる!? 第52回 群像新人文学賞受賞作 独身教員のための「修身寮」に入寮した田中。彼に課せられた任務は、寮の内情をレポートする、それだけのはずだった――。見えない「戦争」に次第に組み込まれてゆく高校教師の煩悶を、饒舌な文体と不穏な緊張感で描く、現代の不条理劇。 「全体を通して小市民の滑稽さと悲哀に満ちて飽きさせないし、観察する相手が敵なのか味方なのかと一緒になって疑心暗鬼に陥ってゆくのは心地よい恐怖だった。」――伊藤たかみ氏 「心地よい呆れを抱いた。(中略)『お前さまはべらべらとよくしゃべるね』というつげ義春『ほんやら洞のべんさん』の独りごちを実際に呟かせる(読書中、実際に声を出すことなど滅多にないのだ)。」――長嶋有氏 「見過ごしてしまいそうで実は難しい『小説との約束』を最後まで守り通したことがすばらしいと思った。」――絲山秋子氏 「ゴーゴリとカフカを潜り抜けた後藤明生がピンチョン的手法で『戦争』の学習を行なっているかのようだ。」――松浦寿輝氏 「背後にうっすらと戦争が起きている21世紀の現実に対する危機感も見え、受賞にふさわしい完成度の高い作品だと感じた。」――田中和生氏 全選考委員絶賛!
外科医 須磨久善
外科医 須磨久善
著:海堂 尊
文芸(単行本)
“海堂ワールドの新展開、外科医の謎に迫る。” 世界的権威の心臓外科医はいかにして誕生したのか。旧弊な学界から若くして認められるため、どんな奇策をとったのか。現役医師作家にしか書けない、医者の秘密。
同期
同期
著:今野 敏
文芸(単行本)
“願いはただ、同期を救うことだけ。” ウチコミの最中に逃走した暴力団員から発砲された警視庁捜査一課の宇田川を間一髪で救ったのは、同期の公安刑事だった。直後、その男は懲戒免職になり姿を消す。
祖国なき忠誠
祖国なき忠誠
著:翔田 寛
文芸(単行本)
“圧倒的筆力による江戸川乱歩賞受賞第一作” 第二次大戦直後の日本。米国で生まれ育った日系二世が、GHQによる戦犯逮捕の先兵として同じ日系人を追っていた。終戦直前の捕虜収容所で一体何があったのか?
KENZAN! vol.9
KENZAN! vol.9
著:西條 奈加,著:秋山 香乃,著:荒山 徹,著:石川 英輔,著:伊藤 潤,著:稲葉 稔,著:岩井 三四二,著:高 陽,著:菊地 ひと美,著:北森 鴻,著:金 重明,訳:九月,著:佐藤 友哉,著:田牧 大和,著:戸川 幸夫,著:中村 彰彦,著:平岩 弓枝,監:細谷 正充
文芸(単行本)
“続々新連載。時代小説充実のラインナップ!” 新連載は、西條奈加描く江戸と伊東潤が綴る戦国の悲哀。衝撃の時代小説デビューを果たした佐藤友哉・心中物の推移は如何? ますます意気軒昂、時代小説専門誌。
ザ・ベストミステリーズ2009
ザ・ベストミステリーズ2009
編:日本推理作家協会
文芸(単行本)
2009年選りすぐりの短編ミステリー16 2009年に小説誌などに発表された数多くの短編ミステリーから、プロが選んだ傑作16本を収録。ミステリー各賞の歴代リストなども付いた唯一無二の推理年鑑
鬼灰買いの佐平治 数えで十七、水の衣を織り成して千歳の綾を解きほぐす
鬼灰買いの佐平治 数えで十七、水の衣を織り成して千歳の綾を解きほぐす
著:小仙波 貴幸,絵:一橋 真
文芸(単行本)
小仙波貴幸×一橋真、ここに伝説が始まった 佐平治、フルカラーデビュー!鬼灰買い・佐平治。鬼斬り同心・長谷川鉄虎。女子高生・野々村小箱。鬼に喰われた“彼”を救うのは、火箸か、刀か、それとも――。
今夜も宇宙の片隅で
今夜も宇宙の片隅で
著:笹生 陽子
文芸(単行本)
僕たちは繋がれる。いつだって誰とだって。 クスリをネットで買ってしまい、シュンは超有名なワル、相沢と付き合うハメになる――連載休止中の人気漫画『惑星5』で繋がる思春期web世代を描く連作短篇。
うみねこのなく頃に Episode1(上)
うみねこのなく頃に Episode1(上)
著:竜騎士07
文芸(単行本)
『うみねこのなく頃に』ついに小説に! 「うみねこのなく頃に」の原点ともいえる小説形態で出版。今夏にはアニメ化も決定! 竜騎士07が、再び一大ムーブメントを巻き起こす!!
旅のあとさき イタリア・エジプト編 世界を盗もうとした男
旅のあとさき イタリア・エジプト編 世界を盗もうとした男
著:福田 和也
文芸(単行本)
旅するように読み、読んで得られる知識! ナポレオンを追い、エジプトとイタリアへ。歴史、文学、アート、食文化など著者ならではのさまざまな知識が書きつくされていく、まったく新しい超・贅沢紀行!
儒教と負け犬
儒教と負け犬
著:酒井 順子
文芸(単行本)
東京・ソウル・上海、負け犬三都物語! 東京の負け犬は、上海では「余女」、ソウルでは「老処女」と呼ばれていた! 儒教の影響が残る三国の負け犬たちの比較で、結婚できない事情がいっそう明らかに。
院政の日本人 双調平家物語ノート2
院政の日本人 双調平家物語ノート2
著:橋本 治
文芸(単行本)
日本歴史の転換点には「院政」が現れる! 欲望を表明しうる唯一の人・上皇が布く院政という体制と、その上皇の欲望こそが鎌倉時代を導き出す。系図と年表付きで、歴史の大きなうねりを橋本節で検証する。 日本の歴史はややこしくて鬱陶しくて、じれったい。院政こそ、「男の歴史」の始まりだ。時代の転換点に必ず現れる院政を検証し、新しい歴史の広がりを縦横に描く「橋本史論」。 「新たなる律令国家」としてスタートした明治政府の「近代」を持ったおかげで、我々は「律令国家のあった昔」を誤解してしまったのかもしれない。 欲望を表明しうる唯一の人・上皇が布く院政という体制と、その上皇の欲望こそが鎌倉時代を導き出す。系図と年表付きで、歴史の大きなうねりを橋本節で検証する。
電子あり
アニメ化物語オフィシャルガイドブック
アニメ化物語オフィシャルガイドブック
編:講談社BOX
文芸(単行本)
読み物もビジュアルも、「化物語」をあますことなくぎゅっととじ込めた、超大判A3判型完全永久保存版オフィシャルガイドブック登場! ■Side-Novel ・緊急書き下ろし新作! 西尾維新短編小説一挙掲載! ・超豪華作家陣! 久米田康治、日本橋ヨヲコ、シオミヤイルカによる描き下ろしトリビュートイラスト ■Side-Animation ・ビジュアル力に溺れる! 渡辺明夫(キャラクターデザイン)によるアニメ「化物語」公式サイト掲載イラストを 美麗ポスター・クオリティでお届け。 ・豪華キャストによる、夢の鼎談! 神谷浩史(阿良々木暦役)×斎藤千和×(戦場ヶ原ひたぎ役)×櫻井孝宏(忍野メメ役) ・アニメを100%楽しめる! 主要製作スタッフが明かす、アニメにおける挑戦秘話。 ■Novel=Animation ここに結ばれた「化物語」の世界!原作者・西尾維新×監督・新房昭之、アニメ放映直前対談
幸田露伴
幸田露伴
著:齋藤 礎英
文芸(単行本)
群像新人賞受賞の著者の超力作評論! 群像新人賞受賞の著者の渾身の書き下ろし評論。日本人にとって小説とは何か。言文一致の時代に一人、新しい表現を確立した幸田露伴の全貌に迫る。
水の彼方 Double Mono
水の彼方 Double Mono
著:田原,訳:泉 京鹿
文芸(単行本)
中国のあらゆるカルチャーシーンにおいて活躍し、中国80后(80年代生まれの世代)を代表するスーパースター・田原(Tian Yuan)。 ミュージシャンとしての日本進出も控え、国内外を問わず今後いっそうの活躍が期待されるアジアの才媛による初の邦訳小説! 白昼夢となって現れる不思議な記憶、家族、友人、恋、初体験、上京、秘密の共同生活、妊娠、流産・・・。 中国80后のやるせなくもせつない10代の破片と、静かに崩れていく少女の心を鮮やかに紡いだ、美しくて残酷な幻想的青春小説。 中国・台湾・フランスについでいよいよ日本解禁!
アークトゥールス 全ての物語の完結と始まり
アークトゥールス 全ての物語の完結と始まり
著:藤木 稟
文芸(単行本)
藤木ワールド全開! 物語の引力無限大 ホラー、SF、伝奇、ミステリー、あらゆるジャンルを超越した壮大な物語。世紀をまたいで発表された『イツロベ』『テンダーワールド』から連なる超弩級問題作!
骸骨ビルの庭(下)
骸骨ビルの庭(下)
著:宮本 輝
文芸(単行本)
日本人が失った魂の物語。感動巨編遂に刊行 詳細 孤児たちは成人してもビルに住み続け、老いた育ての親を気遣う。育ての 親の願いとは何だったのか。彼らと八木沢との交流の中から、人生の軌跡と絆 がよみがえる。
骸骨ビルの庭(上)
骸骨ビルの庭(上)
著:宮本 輝
文芸(単行本)
読むものの心を激震させる待望の長編小説 平成六年、大阪・十三。八木沢は住人を立ち退かせるためビルの管理人として 着任。ここは、戦後復員した二人の男が人生をかけて戦争孤児たちを育てた場 所である。
ロンバルディア遠景
ロンバルディア遠景
著:諏訪 哲史
文芸(単行本)
孤高の詩人による、秘められし愛の詩 「世界の果て」を目指して、若き詩人・月原篤は旅立った。彼が異国で出会ったものとは――。私は篤の道行きを小説という体裁で語ろう。芥川賞作家待望の最新作。