講談社ノベルス作品一覧

鉄鼠の檻
講談社ノベルス
待望の書下ろし第4作いよいよ発売!!
'94年9月の初登場以来、その衝撃はミステリ界を越え小説界全体に及んだ。次作にも読者からの問い合わせが殺到。内容を明かす事はできないが期待は裏切らない。

ネヌウェンラ-の密室
講談社ノベルス
エジプトは「王家の谷」へと向かった考古学研究室の一行を待ち受けていたのは、閉ざされた王墓の中での惨劇だった! 4000年前の密室殺人と古代エジプト史上の王位継承の謎が解かれた瞬間、明らかにされる驚嘆の真相と、緊迫感溢れる脱出劇! 小説のおもしろさを徹底的に詰め込んだ、本格ミステリの大傑作!

魔女たちの邂逅
講談社ノベルス
広域宇宙海賊組織「アルハザード・ファミリー」の誇る天才パイロット“女王様”シャイア・メーソンと“宇宙一のマゾ”ジェイムズ・フーバーのコンビに新たなる指令が下った。敵宇宙戦艦に潜入せよ、という任務を、良くも悪くも有名すぎるこの2人は、どうやって遂行するのか!?宇宙的人気シリーズ最新刊!!

怪人大鴉博士 新宿少年探偵団
講談社ノベルス
混沌都市(ケイオスシティ)・新宿。超高層ビルの陰に生じた闇の舞台では、今まさに怪異な事件の幕が開かんとしていた。自ら大鴉(おおがらす)博士と名乗る怪人からの大胆な犯罪予告!立ち向かうは未知の科学力を持つ不思議の少年蘇芳から、秘密道具を託された異能の中学生4人。果たして勝敗は!?田中芳樹氏推薦の新冒険シリーズ第2弾。

箱庭
講談社ノベルス
「キジも鳴かずば撃たれまい」の文面と中学時代の記念写真。義姉あてに送られてきた謎の脅迫の手紙が、浅見光彦を孤独な捜査へと駆り立てた。安芸の宮島にうちあげられた溺死体と岩国で発見された刺殺死体。浅見が行きあたった2つの死体と脅迫事件を結ぶ糸は何か。背後に潜む陰謀とは? 文芸ミステリー第3弾!

東京地検特捜部
講談社ノベルス
学問への情熱を失い、国立大学法学部助教授の座を捨て、検察の門を叩いた男、香車勇人。検察以外に生きる道を無くした香車は、裏口入学をめぐる金の流れを探るため、街金、仕手集団、即金屋などが蠢く地下金融の世界に足を踏み入れた。検察の常識に全く囚われぬ男が探り出した真相とは!?著者渾身の検察巨編!

懐かしいあなたへ
講談社ノベルス
夜ごと妻が眠っている間に、眼球の大きさが2メートル、全長が300メートルに巨大化する『大きな夫』、やっとの思いで入れた公団に引っ越してきた早々に、絶対に訪ねてはいけないと言われた401号室の住人の奇妙な生態を描いた『流人』他、超伝奇アクション小説の鬼才が、あなたに贈る、とびっきりの14篇を収録!

京都・沖縄殺人事件
講談社ノベルス
ニュースキャスターもする推理作家沢木麻紗子のもとに、深夜1本の電話が入った。大学時代の友人からのもので、不倫相手と沖縄に旅行に行くというのだ。番組の取材で自分も沖縄に行くことになった麻紗子に友人の死の報がもたらされた。その背景には、愛欲から生ずる謎と、複雑極わるトリックが隠されていた!

東京・山形殺人ル-ト
講談社ノベルス
荒川の河原で中年女性とおもわれるバラバラ死体が発見された。被害者の身元を確認する手段は胃の中に残されたサクランボの茎だけで、捜査は難航する。数ヵ月前に起こった猟奇事件との共通性を認めた十津川警部は困難極まる状況の中、犯人とおもわれる人物を追跡する。異常な連続犯罪を防ぐことはできるのか!?

殺人の詩集
講談社ノベルス
人気俳優・君津邦彦がホテルで墜落死した。その上彼と最後に会ったコールガール香も殺された。警察は君津の死体の傍らにあったレイプ殺人の小説が事件を解く鍵とみて捜査を始めるが……。隠したはずの過去が小説で甦り、人間に罪と罰を問う。現代社会と人間の心の病理を鋭く抉り出す森村誠一の本格ミステリー。

翡翠の城 建築探偵桜井京介の事件簿
講談社ノベルス
明治時代以来、創業者の巨椋(おぐら)一族で固められてきたオグラ・ホテルに内紛が持ち上がった。創業者の娘で95歳になる老女が住む別邸・碧水閣(へきすいかく)の取り壊しを巡って一族の意見が対立、次期社長の座もからんだ骨肉の争いが勃発したのだ。沼のほとりに建つ異形の館を訪れた桜井京介は、一族の血塗られた歴史に迫っていく。

心理分析官
講談社ノベルス
1年半に及ぶFBIの研修を終えつつあった警視庁専属心理分析官・加山知子に突然の帰国命令が届く。迷宮入りしそうな殺人事件の捜査協力のためである。知子は、殺害現場を見ていないという、心理分析(プロファイリング)にとって致命的ともいえる弱点を抱えながらも、粘り強い捜査と執念でとんでもない怪物の正体をつきとめる!
神の告発
講談社ノベルス
禁断の脳改造を暴く、戦慄の近未来医学小説国立東京医大病院に脳幹出血で入院した患者が手術しても救命は難しいと判断された時、すべては始まった――。造物主の領域ともいえる脳改造計画。今秋の話題作。

七回死んだ男
講談社ノベルス
幾度も繰り返される殺人。殺されるのはいつも渕上零治郎(ふちがみれいじろう)!? それは、現実の出来事!! だが、それを認識できるのは孫の久太郎だけ。時間の“反復落とし穴”に嵌まり込んだ久太郎が、祖父の命を救うべく孤軍奮闘するが……。奇想な時間の不条理を緻密な構成で第一級のミステリに描き上げた、著者会心の一作!
怪奇犯科帳
講談社ノベルス
怪奇現象をよろず引き受ける特命奉行の活躍化政の頃、江戸の文化は爛熟し、人心は乱れて通常考えられぬ事件が多発していた。時の老中の命により、怪異猟奇事件解決を専門とする特殊技能集団が結成される。

魔界医師メフィスト 影斬士
講談社ノベルス
妖鬼の末裔を討つために、また、白い医師への復讐のために凄まじい殺戮者が、古の都から卒然と、炎熱の〈新宿〉に出現した。その名は、“影斬護士(えいざんごし)”。影を自由自在に操り、敵の影を斬り刻む。その秘術、「影流」にメフィストはなす術を知らず。〈魔界都市〉は、血の河に濡れて行く――。大好評シリーズ待望の最新刊!

私の標本箱
講談社ノベルス
推理作家・朝比奈耕作の担当として紹介された超美人編集者の恩田沙英(さえ)。しかしその周囲では、6人の作家が謎の失踪を遂げている。カンヅメと称して朝比奈が招かれた沙英の山荘は悪魔の館。地下の人体標本箱に飾られた6つの死体。推理ゲームに勝たねば、朝比奈も犠牲になる。狂気に満ちた彼女の目的は何なのか?

「横山大観」殺人事件
講談社ノベルス
「若き日の大観の傑作、発見さる――」若手画家・茂木貞澄は、この大ニュースに疑惑を抱いた。かつて雪の秋田で出会った男が、いわくありげに見せてくれた絵がそこにあったのだ。しかし絵の出所を知る問題の男は、軽井沢大橋で謎の死を遂げた。12年前に起こった殺人事件の因縁から、岡部警部は捜査に乗り出す!
若山牧水・暮坂峠の殺人
講談社ノベルス
旅と酒の歌人牧水が探偵役。名推理を披露!草津温泉に近い暮坂峠には牧水の歌碑が建つ。大正11年この峠を越えかかった牧水は、殺人犯と間違われ事件に巻き込まれ、奇妙な殺人事件を解く!生誕百年記念!

非情
講談社ノベルス
「人間は誰でも猛獣使いであり、その猛獣にあたるのが各人の性情だ」(中島敦『山月記』)とすると、世の中は、まさに猛獣の動物園。ひとそれぞれが飼う猛獣が凶暴化していくプロセスを、8種族について、逐一、観察記録したのが本書である。さあ、、どんな猛獣にお会いいただけるか――。