講談社文庫作品一覧

愛でもない青春でもない旅立たない
講談社文庫
何が愛で何が青春か?そして旅立つと言っても一体どこへ?主人公の「僕」は大学に通い、さしあたって大きな悩みもなく、健康で何不自由のない生活を送っている。しかし一体なんだこの得体の知れない恐怖は。焦燥感はどこから来るのか。寂しさは?東京生まれ東京育ちの著者による初めての青春小説。
気鋭の劇作家&新三島賞作家のデビュー作!
注目の劇団「五反田団」の主宰者の手によって書きつけられた作品。これはまぎれもなく恋愛小説であり、青春小説であり、デビュー作なのだが、果たして……?

十津川警部 幻想の信州上田
講談社文庫
都内で若手経営者とホステスの刺殺体が見つかった。2人の顔には6枚の一文銭が置かれるという共通点が。手がかりを求め、六文銭を旗印にした真田幸村ゆかりの信州上田へ向かう十津川警部。捜査に行き詰まる中、名古屋で真田家子孫の若者が自殺、事件はどう結びつくのか。戦国と現代が融合する傑作ミステリ。(講談社文庫)
刺殺体と6枚の一文銭 真田一族の謎を追え!
都内で若手経営者とホステスの刺殺体が見つかった。2人の顔には6枚の一文銭が置かれるという共通点が。手がかりを求め、六文銭を旗印にした真田幸村ゆかりの信州上田へ向かう十津川警部。捜査に行き詰まる中、名古屋で真田家子孫の若者が自殺、事件はどう結びつくのか。戦国と現代が融合する傑作ミステリ。

遠山桜 影与力嵐八九郎
講談社文庫
鳥羽亮の時代小説、新シリーズがついに登場
軽業師が集う一座の用心棒をしている嵐八九郎。だが、彼は遠山金四郎の命を受け、江戸の治安守ることを任務としていた。鳥羽亮待望の新シリーズ。文庫書下ろし。

人間は考えても無駄である ツチヤの変客万来
講談社文庫
ツチヤ教授の文庫語り下ろし爆笑対談集
人間は果たして進化したのか? という古来からの深遠な問いに“笑う哲学者”ツチヤ教授が挑む。科学者、文学者、音楽家、心理学者と乱闘する異種格闘技対談集。

独眼竜政宗 最後の野望
講談社文庫
徳川憎し! 独眼竜政宗がみた夢とは!? 伊達政宗の忠臣片倉景綱の子・小十郎が語る、政宗の野望。遣欧使節に託された打倒徳川へ密命。直木賞作家が書き下ろす迫力と興奮のエンターテイメント時代小説。(講談社文庫)
徳川憎し! 独眼竜政宗がみた夢とは!?
伊達政宗の忠臣片倉景綱の子・小十郎が語る、政宗の野望。遣欧使節に託された打倒徳川へ密命。直木賞作家が書き下ろす迫力と興奮のエンターテイメント時代小説。

小説家
講談社文庫

射手座の侍 本所剣客長屋
講談社文庫
持ちつ持たれつ人情長屋。いつか痛みは消えるのか
岡っ引の岩吉を憎んでいた者たち6人が惨殺された。非情な剣術遣いに、兵六の人情剣は通じるか。
好評シリーズ第3弾!文庫書下ろし
人情長屋で頼りにされる若き剣客孫谷兵六だが、五度刃を交えた仇敵虎之助にとどめを刺せないでいた。奴にも一緒に暮らす女ができた。兵六のほうは想い人お久美に京に旅立たれる始末だが。町内では岡っ引岩吉の子分ら6人が惨殺され大騒ぎに。岩吉の裏を知る兵六、凄腕の下手人探しに走る!

マジでガチなボランティア
講談社文庫
ギャル男が、途上国に小学校と病院を建設! 女好きでチャラい医大生が、渋谷のクラブでイベントを開催、そのお金で、カンボジアに小学校、病院を建設した。今どきボランティアのモデルを提示。こんな僕が、カンボジアに小学校を建てちゃいました! 第4回出版甲子園グランプリ作品。チャラくてもチャリティ! ーー合コンとナンパに明け暮れていた医大生の著者が、ひょんなきっかけから、カンボジアに小学校を建設することを決意。狂ったようにチャリティイベントを開催し、わずか8ヵ月で完成へ。しかし、次の無医村に病院を建てるプロジェクトでは、140万円の借金を背負うはめに。彼の想いは実現するのか?

大江戸省エネ事情
講談社文庫
現代人が1日1人当たり約10万キロカロリーも消費している化石燃料は地球温暖化の最大要因となっている。ひるがえって江戸時代は、ほぼ太陽エネルギーしか使わずに高度な産業と文化を築き上げていた。究極の「省エネ社会」を実現した合理的な知恵の数々を、江戸研究の第一人者が豊富な図版と共に解説。(講談社文庫)
温暖化地球を救うには、江戸の知恵が必要だ現代の10万分の一のエネルギーで、100万人都市を運営していた江戸時代。究極のエコロジカル・テクノロジーを実現した驚くべき知恵の数々を豊富な図版で解説

新装版 花の降る午後(下)
講談社文庫
夫の店を守り抜く闘いと秘められた恋の行方
夫の遺した店を乗っ取ろうとする邪悪な陰謀に対する闘いは典子とまわりの人々の結びつきを深めるが、悩める若き画家・高見への秘められた恋心は揺らぐばかり。

新装版 花の降る午後(上)
講談社文庫
夫を亡くしたばかりの女性に襲いかかる苦難
急逝した夫とともに買い求め、彼のレストランに飾られていた絵を貸してほしいと訪ねてきた若き作者。その絵の裏に隠されていた夫からの手紙には驚くべき告白が。

士魂商才 五代友厚
講談社文庫
武士の気概と商人の精神を持つ風雲児の活躍
大阪商工会議所初代会頭、五代友厚。
勝海舟、西郷隆盛、グラバー、モンブラン伯爵といった人と出会い、彼自身が変わり、世界と渡り合う日本を目指し行動する。

奏者水滸伝 阿羅漢集結
講談社文庫
幻のシリーズ、新装版刊行スタート!
ある予言の通りに超常の力を持つ男たち、四人が終結する。彼らは全員ミュージシャンだった。そして……悪と対峙する。幻の傑作シリーズが新装版で刊行開始!

新装版 赤穂義士
講談社文庫
虚構を廃し「民族の大ロマン」の真実に迫る
「士の守るはただ義の一字」完璧を期して主君仇討ちに賭けた赤穂義士47人の「武士道」とは何か。数々の資料から大石内蔵助の苦悩と決断を描く史伝「忠臣蔵」。

女はトイレで何をしているのか? 現代ニッポン人の生態学
講談社文庫
「え、本当に!?」がいっぱい載ってます。「え!?」と驚くことや「ふむふむ」と納得することがいっぱいの1冊ーー毎日新聞夕刊で連載された人気コーナーから面白いものを厳選。表題のほか「東京に美人が多いというのは本当か」「あなたの枕、間違ってませんか」など、現代社会に生きる人間をさまざまな角度から描き出します。驚いてしまうことや納得すること。楽しみながら、ちょっと勉強になってしまう。
<内容>
●女はトイレで何をしているのか
●キャバクラ嬢になりたい女たち
●東京に美人が多いというのは本当か
●カレ親父がモテモテ
●なぜヒトはダジャレを言うのか
●ギスギスした職場
●あなたの枕、間違ってませんか
●スーパーの国産野菜は安全か?
●「おたんこなす」はどこへ行った
●売れる本屋はここが違う
などなど面白さ満載!!

不倫は家庭の常備薬 新装版
講談社文庫
不倫は人生の香水である。時々人生にふりかけて楽しむが、ぷんぷんと匂ってはいけない……そんな不倫哲学を持つ30代のOL、一度も浮気したことのない真面目夫、40歳で初めて不倫を成就させるかもしれない人妻、家庭円満のために浮気するという夫――7人の「視点」から不倫が語られる短編集。
田辺聖子さんの小説を読むと、男が愛おしくなる――唯川恵
不倫は人生の香水である。時々人生にふりかけて楽しむが、ぷんぷんと匂ってはいけない……そんな不倫哲学を持つ30代のOL、一度も浮気したことのない真面目夫、40歳で初めて不倫を成就させるかもしれない人妻、家庭円満のために浮気するという夫――7人の「視点」から不倫が語られる短編集。(解説・唯川恵)
人の数だけ、不倫に対する格言がある。
「女に不倫願望を抱かせるのは夫のせいである(39歳・妻)」
「男は真面目だからこそ浮気する(42歳・夫)」
「不倫も家庭を富ませ、太らせるため。家庭をないがしろにしてはいけまへん(73歳・夫)」
「週末が淋しいようなら不倫するな(33歳・愛人)」
「浮気は精神安定剤。正論好き妻と暮らすには、精神安定剤を必要とする(40代・夫)」
――<本文より抜粋>

東京居酒屋探訪
講談社文庫
美酒に酔い、つれづれなるままに書く、心地よい居場所を探す旅ーー王子の大衆酒場から銀座のそば屋、横浜・狸小路の豚珍味店、白金のビストロまで、楽しい語らいと和・洋・中の美味を肴に、心地よく一献傾けることができるお店こそ、まさに居酒屋。一皿一皿真心込めた料理へのまなざしと、その先に浮かび上がる自らの来し方に、小説家の凛としたたたずまいが伝わる、美味エッセイ。著者自筆挿絵入り!

牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二)
講談社文庫

ビートルズから始まるロック名盤
講談社文庫
1964年、ビートルズがアメリカでアルバムを発表した。ここからロックの一番熱い時代に突入する。ビーチ・ボーイズ、ボブ・ディラン、キンクス、ドアーズ、そしてビートルズ……、歴史的な名盤や著者の思いをこめたアルバムなど、50枚を厳選し魅力を紹介したロック名盤集決定版、ついに登場! ーービートルズ、ビーチ・ボーイズ、デイヴ・クラーク・ファイヴ、アニマルズ、バーズ、ラヴィン・スプーンフル、ボブ・ディラン、ゾンビーズ、キンクス、ローリング・ストーンズ、バッファロー・スプリングフィールド、クリーム、ドアーズ、ザ・バンド、クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル……
、初めてロックを聴く人も、ロックを熱く語りたい人も、必見のロック名盤集。

絲的メイソウ
講談社文庫
「中学生で酒を、高校生でタバコを堂々とやっていた私だが、すき焼きの卵2つはだめだった」。ああ、人生は、なんでジグザグにしか進まないんだ!あっちにぶつかりこっちにぶつかり、ときに迷走、そして瞑想。いつも本気で立ち寄り、本気で考えた毎日を、偽ることなくセキララに描いた、絲山秋子の初エッセイ集。(講談社文庫)
迷走、遁走、逆走、疾走 そして、メイソウ――初のエッセイ集!
人気作家の偽らざる日々
「中学生で酒を、高校生でタバコを堂々とやっていた私だが、すき焼きの卵2つはだめだった」。ああ、人生は、なんでジグザグにしか進まないんだ!あっちにぶつかりこっちにぶつかり、ときに迷走、そして瞑想。いつも本気で立ち寄り、本気で考えた毎日を、偽ることなくセキララに描いた、絲山秋子の初エッセイ集。