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2023.03.31発売
宮里楓夏が水着で英会話 ヤンマガデジタル写真集
写真集・画集
グラドルが自分の趣味や特技を水着でやってみるグラビア写真集!
石垣島出身の元気娘、宮里楓夏ちゃんが登場!
英会話の勉強してワールドワイドに活躍したい!
※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。

2023.03.31発売
宮里楓夏が水着でローラースケート ヤンマガデジタル写真集
写真集・画集
グラドルが自分の趣味や特技を水着でやってみるグラビア写真集!
石垣島出身の元気娘、宮里楓夏ちゃんが登場!
大好きなローラースケートを披露してくれました。
※本作品はヤンマガWebで公開された同タイトルグラビア(無料版+有料版)のデジタル写真集です。

2023.03.31発売
ティラノサウルス解体新書
ティラノサウルスと小林快次博士という訴求力満点の最強タッグが贈る、知的好奇心にこたえる一冊!
これまで二十数種が見つかっているティラノサウルスの仲間。しかし、その全貌は複雑で、全体を解説している本や図鑑はありませんでした。
本書は、これまでに発見されたティラノサウルス類のすべてを体系的に解説。ティラノサウルスは最も研究されている恐竜ではありますが、まだまだわからないことが多いのが実際のところです。たとえば「ティラノサウルスには羽毛は生えていたのか?」という一般的な問いにさえ、まだ確定した問いはないのです。
一方で、ティラノサウルスの仲間は、北極に近いアラスカや日本にも生息していたことが分かっています。新たな発見があるたびに新しいことがわかり、そしてまた新たな謎が出てくるのがティラノサウルス研究なのです。
本書では、第一部「ティラノ軍団の現在」で、ティラノサウルス類全種についての最新研究を紹介。第二部では、ティラノサウルスの特徴や生態について解説していきます。ティラノサウルスという一つのグループを扱ったものとしては、圧倒的な情報量を誇る本書では、ティラノサウルスだけでなく、恐竜研究の最新の歩みをつぶさに辿ることができます。

2023.03.31発売
サーカスの子
文芸(単行本)
大天幕の中に入ると、そこは夢の世界だった。--
舞台の上で繰り広げられる華やかなショー、旅を日常として生きる芸人たち。子供時代をサーカスで過ごした著者が、失われた〈サーカスの時代〉を描く、私的ノンフィクション。
あの場所は、どこへ行ったのか?
僕がそのときいた「サーカス」という一つの共同体は、華やかな芸と人々の色濃い生活が同居する場所、いわば夢と現が混ざり合ったあわいのある場所だった。(本文より)
幼いころ母とともにキグレサーカスで暮らした著者は、四十年近い歳月を経て、当時の芸人たちの物語を聞きにいく。
それは、かつて日本にあった貴重な場所の記録であり、今は失われた「故郷」と出会い直していくような経験だった。
気鋭のノンフィクション作家による注目作。

2023.03.31発売
最適輸送の理論とアルゴリズム
★まずは、この一冊から始めよう!★
最適輸送は、ふたつの確率分布を比較するためのツールです。深層学習の勃興とGPU計算の普及により、機械学習分野でも最適輸送が広く用いられるようになりました。
本書では、線形代数・確率・最適化についての初歩的な知識を前提として、線形計画、エントロピー正則化、シンクホーンアルゴリズム、敵対的ネットワーク、スライス法などのさまざまな解法アプローチをていねいに解説します。
【主な内容】
第1章 確率分布を比較するツールとしての最適輸送
第2章 最適化問題としての定式化
第3章 エントロピー正則化とシンクホーンアルゴリズム
第4章 敵対的ネットワーク
第5章 スライス法
第6章 他のダイバージェンスとの比較
第7章 不均衡最適輸送
第8章 ワッサースタイン重心
第9章 グロモフ・ワッサースタイン距離
第10章 おわりに

2023.03.31発売
藍色の福音
文芸(単行本)
作家と出会い、言葉と出会う
生きることの傍には、常に「言葉」があった
言葉が語らない「あわい」にこそ
たしかなる人生の道標がある
「あの日、この本を机の上に置いたとき、
のちに自分がこれとほとんど同じ経験をすることになるとは
思いもしなかった」 (本文より)
生涯の伴侶となる女性に『深い河』を渡した日から、
妻を喪い、死者に託された「何か」を生きる今に至るまで
河合隼雄、須賀敦子、小林秀雄、柳宗悦、堀辰雄――
自らの軌跡と重ねて綴る、特別な一冊

2023.03.31発売
自然法論 (歴史学叢書)
創文社オンデマンド叢書
本書はナチスの弾圧にも屈しなかった20世紀ドイツ最大の法制史家が、第二次大戦直後、その深刻な体験に裏づけられた豊かな法思想のすべてを語った講演の邦訳である。内容は簡潔な自然法思想史であると同時に、独自の現代自然法論であり、自然法=正義はけっして死滅しないという著者の信念が力強く表明されている。
【目次】
凡例
目次
自然法論
序論
一 自然法理念の現象形態
二 自然法の古典時代
三 自然法の現代的意義
訳註
訳者あとがき

2023.03.31発売
マックス・ウェーバー研究 比較研究としての社会学
創文社オンデマンド叢書
19~20世紀前半に社会学を大きく発展させた知の巨人の思想の全貌を解き明かすべく、ウェーバーの基礎から応用までを具体的に検証する。
【目次】
まえがき
序論 社会学の成立
一 問題
ニ ウェーバーの学間研究における二つの時期
三 比較研究としての社会学の成立
第一章 社会学の方法的基礎
一 問題
ニ 理念型
三 因果帰属と比較
1 概観
2 因果観の歴史的展望
3 客観的可能性の判断と因果帰属
4 因果適合性の程度と確率の問題
5 比較
四 理解 諸領域の関連付けの問題
1理解社会学の綜合的性格
2「理解」の論理的構造
3 目的合理性の範疇による理解
4「心理学的」理解
第二章 社会学の内容的構造
一 ヨーロッパ的エトスの系譜
ニ 「宗教社会学」のカズイティク
三 世界宗教の経済倫理
1 儒教と道教
2 ヒンズー教と仏教
3 古代ユダヤ教
4 宗教社会学における「世界諸宗教の経済倫理」
第三章 社会学の実践的意味
一 問題
ニ 責任倫理の立場
1 実践的判断の構造
2 目的合理性と責任論
3 自由と人格
4 責任倫理と近代ヨーロッパ
三 政治的実践
附録
ウェーバーとヤスパース 世界史における宗教の意味
1 序論
2 ウェーバー
3 ヤスパース
4 むすび
文献目録

2023.03.31発売
キリスト論
創文社オンデマンド叢書
マルコ、パウロ、ヨハネらは、イエス・キリストをどう見ていたのか? という問いに対して、聖書学の立場から学問的水準を保ちつつ、真のイエスの姿を新約聖書の中に把握した問題提起の書。
【目次より】
目次
序論
問題の選択
信仰の立場
学問の立場
人の子
問題をめぐって
旧約の背景
「人の子」出所一覧
試金石の箇所
来たるべき「人の子」
受難の予告
地上の「人の子」
キリスト論上の結論
マルコ
序論
メシヤの秘密
復活とその前触れ
受難の記述
権威あるイエス
結論に代えて
パウロ
パウロの生涯
パウロの”福音”(ロマ1・2-4)
終末のキリスト
信者からキリストへ
普遍性
万物の支配者
御子
ヘブル人への手紙
手紙の概況
メルキゼデク型の大司祭
兄貴としての大司祭
ヘブル書はわれわれに何を教えるか
ヨハネ
序論
イエスの時
栄光
真理
父と子
ヨハネ福音書の序言
先在
アンチオケのイグナチオ
アレイオス
カルケドーン公会議
現代の視座に立って
受肉について
時間におけるキリスト
あとがき

2023.03.31発売
近代日本の哲学と実存思想
創文社オンデマンド叢書
明治以降、西欧の近代哲学と邂逅した日本の思想はどのように形成されたのか? 京都学派をはじめ、近代日本哲学の画期を探究する。元々あった儒教・仏教思想の根幹やハイデガーの実存思想などの影響を改めて読み直す。
【目次】
再版への序
序論 視点と問題提起
第一章 近代日本哲学の思考様式
一 近代日本思想史における自我の問題
二 西田幾多郎――みずから立つ自我――
三 田辺 元――自我のたたかい――
四 波多野精一――内をみる自我――
五 和辻哲郎――かくれたる自我――
六 三木 清――自我の底への問いかけ――
第二章 近代日本哲学における東西の出会い
一 伝統的思考様式との関連 I儒教
二 伝統的思考様式との関連 II仏教
三 近代哲学としての問題 I合理主義と非合理主義
四 近代哲学としての問題 II身体性と直接経験論
第三章 実存思想と存在論の復位
一 実存思想はなぜ存在論を必要とするのか
二 存在論的思考様式とその解体
三 認識論的思考様式の問題点
四 フッサール、ベルグゾン、西田
五 ハイデガー存在論の批判的検討
六 存在論における実存と本質の問題

2023.03.31発売
シュムペーター体系研究 資本主義の発展と崩壊
創文社オンデマンド叢書
20世紀前半に、「経済成長」を発案し、イノヴェーションによる経済発展を説いた経済学者シュムペーターを社会学的方面から検討する。
【目次より】
序文
第一章 シュムペーター体系序説
一 ウェーバーとマルクス 二 社会変化の一般理論 三 「経済的解釈」の図式 四 「企業者」と「革新」 五 資本主義の制度とその性格 六 社会化過程の展開 七 将来の展望 八 結語
第二章 シュムペーターの経済学
一 シュムペーター体系 二 発展の理論 三 資本主義進化と景気循環 四 むすび
第三章 経済社会学の根本問題
一 序論 二 経済理論と与件理論 三 与件理論の展開と経済学の変革 四 「経済発展」の理論――本質とその射程 五 資本主義社会の構造と精神 六 歴史的社会学の復活
第四章 シュムペーターとマルクス――資本主義発展の論理について
一 問題提起 二 シュムペーターと歴史主義の問題 三 経済発展の論理 四 社会階級の理論 五 結語
第五章 資本主義発展と社会構造の変化について――シュムペーターの資本主義崩壊論―
一 序説 二 シュムペーターの階級理論 三 社会階級の形成と衰退 四 ブルジョア社会の構造とその解体 五 資本主義体制と経済的成果の問題 六 過渡期の問題
補論 シュムペーター体系と『社会階級論』
第六章 資本主義の変貌
一 資本主義変貌の問題 二 革新の経済学 三 トラスト化された資本主義の段階 四 診断と予見
第七章 帝国主義の社会学
一 解釈上の諸問題 二 歴史上の帝国主義 三 十七世紀の戦争と社会 四 帝国主義と資本主義 五 近代イギリスのケース 六 現代の局面
第八章 社会主義をめぐる問題
一 イデオロギーとしての社会主義 二 社会主義と経済学 三 歴史的相対性と制度的諸条件 四 移行過程の問題 五 結論
第九章 シュムペーターにおける革新の原理
一 仮説とヴィジョン 二 「革新」のメタ・ヒストリー 三 革新の経済学と社会学 四 残された課題
第十章 「歴史的」理論と「歴史主義」の問題
一 分析と予見 二 シュムペーターの「歴史的」動学 三 歴史的進化の論理と構造 四 結語
引用文献
人名索引

2023.03.31発売
現代ヨーロッパの歴史家
創文社オンデマンド叢書
西洋史の泰斗による、近代ヨーロッパの歴史家の重要書や歴史観を一冊に纏め上げる。ドーソン、ホイジンガ、トレルチなど英蘭独墺の重要な歴史家を紹介し、その歴史観を解説する。
【目次より】
I イギリス
トレヴェリアン雑考
ドーソン追想
トインビー史学に関する二、三の感想
II オランダ
ホイジンガの遺産 没後三十年にあたって
III オーストリア
エンゲル=ヤーノジの『近代の歴史叙述』
付録 十八・九世紀ヨーロッパにおける世界史叙述の試み(エンゲル=ヤーノジ) ヴォルテールからシュペングラーまで
IV ドイツ
ブールダッハの『宗教改革・ルネサンス・人文主義』
マイネッケの自伝
トレルチの『ドイツ精神と西欧』について
トレルチの書簡
ハンス・フライヤーの歴史観
生ける過去 故リッター教授のこと
現代ドイツ史学の二つの記念碑
ザイドルマイヤーの『ヒューマニズム研究』について
ドイツ史学の過去と現在
付論
現代社会と歴史学の課題
あとがき

2023.03.31発売
旧約聖書の予言と知恵 歴史・構造・解釈
創文社オンデマンド叢書
聖書の歴史主義的な研究方法を批判的に継承しつつ、聖書の言語構造の分析を導入し独自な解釈を提起した問題作。
【目次】
序
第一部
一 初代サウル王国の場合
二 ナタンの予言――サムエル記下七章におけるダビデ王国の問題
三 ソロモンにおける王国と知恵
第一節 宮廷の知恵
第二節 ギベオンの夢の啓示における知恵
第三節 巧みな裁判の知恵
四 アモス書理解の一つの試み
五 ホセアにおけるミシュパート
六 RAQの用法について
第二部
一 旧約における知恵――その方法と理念
二 コーヘレトにおける「神の恐れ」についての覚え書――セミオロジーの観点から
三 コーヘレト一章二――一一節のマーシャール(その一)
四 コーヘレト一章二――一一節のマーシャール(その二)
第三部
一 創世記第二二章一――一九節
二 ヨナ書第一章
三 旧約聖書における「大魚」――海の怪物
参考書略号
あとがき
著者・聖句索引

2023.03.31発売
上古より漢代に至る性命観の展開(東洋学叢書03) 人性論と運命觀の歴史
創文社オンデマンド叢書
中国古典の重要書(詩経、尚書、左傳、論語、老子、荘子)などにある、人間が天より授かった命と素質についての思想を読み解く。紀元前から漢代に至るまでの中国思想の古典のなかにある、「性命」についての記述を探り、その思想を解明する。
【目次】
序説
一 詩経
二 尚書
三 左傳
四 論語
五 孟子
六 荀子
七 墨子
八 老子
九 莊子
十 列子
十一 呂氏春秋
十二 淮南子
十三 周易
十四 礼記・大戴礼・逸周書
十五 孝経
十六 史記
十七 陸賈新語
十八 賈誼新書
十九 春秋繁露
二十 説苑
二十一 韓詩外傳
二十二 法言
二十三 漢書・後漢書・緯書・白虎通・風俗通・桓譚新論
二十四 論衡
二十五 潛夫論
二十六 申鑒
二十七 中論
結語
音順索引・事項別索引

2023.03.31発売
近代ロシヤ政治思想史 西欧主義とスラヴ主義
創文社オンデマンド叢書
19世紀のロシアでは、西欧化するか、スラブ主義を貫くかの政治的葛藤があった。維新期の日本さながら、守旧派と革新派の闘争を読む。ヨーロッパに隣接しながら、独自のスラブ的精神風土をもっていたロシア。近代化の波にどのように対処したのかを、政治思想の観点から説き明かす。
【目次】
序
第一部
第一章 西欧文明の挑戦に対するロシヤの応答
第二章 ロシヤ精神史における「西」と「東」、インディヴィドゥアリズムとコレクティヴィズム
第三章 チャアダーエフとその歴史哲学的問題提起
第四章 スラヴ派と西欧派の大論戦
第二部
第五章 西欧派の系譜
第六章 ペリンスキーとその無神論的社会主義
第七章 バクーニンとその無政府主義
第八章 ゲルツェンのナロードニチェストヴォ
第三部
第九章 古典的スラヴ主義
第十章 キレエーフスキー――ロシヤとヨーロッパの精神史的対比
第十一章 ホミヤーコフにおけるスラヴ主義の展開
第十二章 ダニレフスキーの生物学的スラヴ主義
第十三章 附説 ロシヤ帝国主義のイデオロギーとしての汎スラヴ主義
第十四章 レオンチェフの反動的スラヴ主義
註
参考文献について
主要人名索引

2023.03.31発売
ストア哲学の研究
創文社オンデマンド叢書
前3世紀に、ゼノンが創始したとされるストア哲学は、その後も長い命脈を保つ。苛烈な運命に対して、知性で対処し、行動に重きを置く。
ストア派は形式論理学、非二元論的自然学、自然主義的倫理学による世界観を打ち立て、初期は倫理学を最重要視したが、後にはストア派の論理学理論が発展することになる。ストア派は自制心と忍耐力を重んじた(ストイシズム)。
【目次】
第一部
一 ストア哲学に於ける質料について
二 運命というもの
三 ストアの自然と自由
四 ストアの認識論
五 ストア哲学と禅
六 ストア哲学批判
七 インドとの関係――アレクサンドロスの東征以前――
第二部
一 エピクテートス哲学の根本問題
(イ) 人間の本質とロゴス(彼の哲学と区分、人間的存在とロゴス、ロゴスと他の能力との関係)
(ロ) 宇宙的ロゴスと個的ロゴス(宇宙とロゴス、ロゴスの呼応と社会性、ロゴスの帰一と解説)
(ハ) ロゴスと実践(教育、訓練、死、自殺、悟道的死、ソークラテースとエピクテートス)
(ニ) 種々なるロゴス(ストア、ヘーラクレイトス、フィローン、プロ―ティーノス、キリスト教、デカルト等のロゴス)
(ホ) 結語
二 『ディアトリバイ』その他について
(イ) エピクテートスとその師
(ロ) ムーソーニウス・ルーフスの思想
(ハ) ディオゲネースのこと
あとがき

2023.03.31発売
文学と宗教の間
創文社オンデマンド叢書
キリスト教は日本の近代文学にどのような影響を与えたのか? 小林秀雄、宮澤賢治、島崎藤村、北村透谷、徳冨蘆花、堀辰雄を読み解く。
【目次より】
I
小林秀雄
小林秀雄とドストエフスキイ そのキリスト論を中心として
「芥川論」をめぐって
「パスカル論」をめぐって
宮沢賢治
宮沢賢治 その一側面 手帳をめぐって
「銀河鉄道の夜」をめぐって
島崎藤村
島崎藤村 その一側面 「新生」をめぐって
藤村 「若菜集」以前
II
透谷とキリスト教 評論とキリスト教に関する一試論
蘆花とキリスト教 「日本から日本へ」をめぐって
堀辰雄覚書 「聖家族」より「菜穂子」へ
太宰治と聖書
III
文学者のなかの神
二つの「沈黙」
漱石と宮沢賢治
植村正久と近代日本文学
濃情 透谷にふれて
八木重吉と草野天平 近代詩における求道的詩人の系譜
IV
大岡昇平 人と文学
佐古純一郎の芥川論をめぐって
小林秀雄 そのキリスト論
あとがき

2023.03.31発売
近代日本文学とキリスト教・試論
創文社オンデマンド叢書
キリスト教は、日本の近代文学にどのように関係しているのか? 芥川、堀辰雄、大岡昇平、宮澤賢治、中原中也、遠藤周作などを検証する。
【目次より】
序
I
芥川龍之介
宗教と文学とにおけるひとつの問題
吉本隆明の「マチウ書試論」をめぐって
叛逆の倫理
堀 辰雄
「芥川論」をめぐって
「菜穂子」をめぐって
遠藤周作の「堀辰雄論」をめぐって
中原 中也
「朝の歌」をめぐって
「冬の長門峡」をめぐって
大岡昇平の「中原中也論」をめぐって
II
感想
堀辰雄のこと
二つの作品の間で 「アルトナの幽閉者」と「海鳴りの底から」
宮沢賢治管見 「雨ニモマケズ」論争をめぐって
あとがき

2023.03.31発売
高橋誠一郎経済学史著作集4:古版西洋経済書解題
創文社オンデマンド叢書
【目次】
刊行の辞
凡例
序
一 1581年版ダブルユー・エス・ヂェントルマン著『種々なる人々の有する目下の不平の簡略なる検討』
二 英国地金主義的諸文献、特に1601年版ヂェラール・ヅ・マリーン著『イギリス国家の癰』
三 1615年版ロバート・キール著『トレーヅ・インクリース』
四 1615年版サー・ダッドリィ・ディッグズ著『貿易の擁護』
五 1641年版ルイス・ロバーツ著『外国貿易論』
六 1641年版サー・トマス・コールペッパァ著『高利排斥論』
七 1648年版ジョン・クック著『唯一緊要事、一名、貧民の訴訟』
八 1669年版ウィリアム・カーター著『自国貨物の改良、特に又羊毛の加工に由るイギリスの利益主張』
九 1674年版リチャード・ヘインヅ著『防貧論』
十 1682年版神学博士ギルバート・バーネット著『英国王座裁判所長サー・マシュー・ヘールの生涯』
十一 1684年版ヴィルヘルム・フォン・ホルニック著『唯だ意図すれば、オーストリアは万国に優越するを得可きである』
十二 1695年版チャールズ・ダヴェナント著『戦費調達の手段方法に関する一試論』
十三 1701年版ウィリアム・パターサン著『商務院設立の提案及び理由』
十四 1707年版「貿易の繁昌を祈る者」著『貨幣及び為替概論』
十五 1713年版サー・スィオドーア・ジャンセン著『特に大ブリテン及びフランス間の通商に適用せられたる貿易の一般準則』
十六 1734版ジェーカッブ・ヴァンダーリント著『銀子は何事にも応ずる』
十七 1744年版サー・マシュー・デッカー著『外国貿易衰頽の原因に関する試論』
十八 1750年版アンドルー・フック著『国債論』
十九 1753年版ロバート・ウォレス著『古代及び現代に於ける人類の数に関する論述』
二十 1757年版マラッカイ・ポストルスウェイト著『大ブリテンの真体制』
二十一 1775年版ジャック・ネッケル著『穀物立法及び穀物商業論』
二十二 第十八世紀に於ける効用価値学説文献、特に1776年版エチィエンヌ・ボンノー・ヅ・コンディヤック著『相互的関係に於いて考察せられた商業と政治』
二十三 1785年版サー・ジョン・シンクレア著『英帝国公収入史』
二十四 フランス共和国第三年版マリー・ジャン・アントアンヌ・コンドルセー遺著『人類精神進歩の歴史画下図』
など附録をふくめ
全37点

2023.03.31発売
高橋誠一郎経済学史著作集3:経済学史
創文社オンデマンド叢書
経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第三巻は、アダム・スミス以来リカードに至る経済学を精査する
【目次】
序
第一章 アダム・スミスと其の『国富論』
1 科学としての経済学の成立 2 所謂古典学派 3 アダム・スミスと其の英国先輩諸学者 4 アダム・スミスと仏国学者 5 スミスの講演草稿及び講義筆記 6 倫理哲学体系の一部としてのスミス経済学 7 スミスの科学的研究方法 8 スミスの価値学説 9 スミスの賃銀論 10 スミスの利潤論 11 スミスの地代論 12スイスの重商主義排撃 13 『国富論』の影響
第二章 第十八世紀末に於ける英国農業保護論者及び土地制度改革論者
1 農業保護論と地代学説 2 アンダーソンの『国民的勤勉に就いての考察』 3 アンダーソンの『穀法の本質に就いての研究』 4 産業革命の小農民に及ぼせる影響 5 トーマス・スペンスの地租単税論 6 ウィリアム・オーグルヴィの累進的土地均分法 7 トーマス・ペインの『農地上の正義』
第三章 トーマス・ロバート・マルサスの『人口論』及び地代説
1 ウィリアム・ゴッドウィン及びコンドルセ―侯の政治的理想主義 2 『人口論』初版 3 『人口論』第二版 4 「近代的産児制限運動の始祖」フランシス・プレース 5 穀法問題に関するマルサスの小冊子並びに其の地代説 6 サー・エドワード・ウェストによって表明せられたる収益逓減法則及び地代理論
第四章 デーヴィッド・リカードオと古典的経済理論の完成
1 ジェレミー・ベンサムの功利主義並びに其の経済論 2 リカードオの通貨論 3 リカードオと穀価問題 4 リカードオの『経済及び課税原理』 5 リカードオの価値学説 6 リカードオの地代論 7 リカードオの賃銀論 8 リカードオの利潤論其の他 9 『原理』以後の両小冊子
第五章 リカードオの直接継承者
1 ジェームズ・ミルと其の諸著作 2 ジェームズ・ミルの『経済学根本義』 3 ジョン・ラムジィ・マカラックの『経済学の発生、進歩、特殊目的及び重要性』 4 マカラックの『経済原論』 5 トーマス・ヅ・クィンシィのリカードオ弁明
第六章 リカードオ直後に於ける其の経済理論に対する英国経済学者の修正意見
1 リカードオ学徒の価値学説に対するマルサスの批評 2 アトキンソン、トーレンズ、ベーリィ及びウェスト 3 利子に関する「労働説」に対する「間接生産力説」 4 資本家所得の弁明――ナッソー・ウィリアム・シィニィオアと其の制欲説 5 地主の対社会的関係弁護――リカードオの地代学説に対するマルサスの批評 6 リチャード・ジョーンズの地代論 7 リカードオ賃銀学説の修正
解題 福岡正夫