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1986.12.01発売
小説太平洋戦争（２）
暗号電はついに打たれた。「ニイタカヤマノボレ」──昭和16年12月8日、日本帝国海軍航空戦隊は、アメリカの太平洋艦隊基地ハワイ真珠湾急襲に成功。南太平洋方面にも、陸海軍がいっせいに進撃を開始した。マレー、フィリピン、ジャワ──連日大勝利を報ずる大本営発表に、国民は狂喜した。
1986.12.01発売
小説太平洋戦争（１）
昭和16年、日米両国は最悪の関係に陥っていた。前年の日独伊三国同盟に徹底対抗を宣するアメリカ。大統領ルーズベルトは、すでに対日戦争の肚（はら）を固めていたのだ。日本は打開策を模索し、再三交渉の特使を派遣するが……。太平洋戦争全史を描いた唯一の大河小説、今よみがえる！全9巻。
1986.12.01発売
徳川慶喜（６）
慶応3年（1867）10月、徳川慶喜はついに“大政奉還”を断行した。しかし薩長との対立は少しも緩和されず、かえって幕府、会津、桑名の重臣から強く挙兵を迫られる。蟄居する慶喜……。
家康から265年続いた徳川幕府は、この15代将軍を最後に終焉する。大正2年まで生きた慶喜の生涯、完結篇。
1986.12.01発売
徳川慶喜（５）
元治元年（1864）の政治事情は混乱をきわめ、慶喜はその対策に苦慮していた。朝権回復のクーデターを企てて失敗（池田屋騒動）した長州藩は、形勢挽回を計って御所に兵を向けた（蛤御門の変）。慶喜は禁裏防衛軍を指揮して大活躍。紛争激化する幕末政局の中、彼の政治手腕はいかに……。
1986.12.01発売
坂本龍馬（３）
進歩はかくも多くの犠牲を強いるものか。龍馬に先がけた志士たちが、次次と粛清の大波に没していく。風雲の時代に生きた男たちの誇り高きロマンティシズム、そして挫折。命を狙う者と狙われる者が落ちこんだ救いのない友情。幕末に大輪の花と開き、散っていった快男児・坂本龍馬の若き日々、完結篇。
1986.12.01発売
雪女の棲む館
講談社ノベルス
期待の新鋭が描く都会の恐怖心理サスペンス大雪に閉ざされた東京の高層マンションから、ひとりまたひとり、子供たちが落ちてゆく。自殺か、事故か、他殺か？ 密集生活を強いられる都会人間の狂気の爆発！
1986.12.01発売
信濃禅門殺人事件
講談社ノベルス
心臓を一突きされて死亡した僧の疑惑の過去華厳寺の僧が刃物で心臓を一突きにされて死んでいた。犯人からと思われる奇妙な漢詩も届いた。漢詩の謎を解いた禅僧法元が被害者の過去を洗うと意外な事実が…。
1986.12.01発売
パパは唐獅子牡丹（２）
講談社ノベルス
俺はヤクザでサラリーマン！熱血極道ロマンおもちゃ店の支店長は人斬り政と呼ばれる新竜組若頭補佐。青森で開催の“ヤクザ博”に殴りこみをかけた魔道マックスの一団と対決するため、政は雪の八甲田へ…。
1986.12.01発売
ドリモグだァ！！（１）ぼくはドリモグ
講談社の絵本
1986.11.29発売
１９８７年チューニングカー用品大全科
1986.11.28発売
東京デート漂流
若い男と女が繰り広げるアクション・グルメ大学生・高橋君は、今日も女のコをデートに誘う。夜の東京の「うまいもの屋」をたずね、口説きまくるが……東京グルメ情報を軽妙なタッチで紹介する新機軸の一冊
1986.11.28発売
疾れ！逆ハンぐれん隊ＰＡＲＴ３闇の巨宝を奪回せよ篇
五木寛之の最新ユ－モア小説，第３弾！！ 京都で事件は解決したものの，ジロ－，ミハル，竜さんの３人組は，某組織から追われるハメに．九州へと渡った彼らを待ち受ける次の事件は？ 息もつかせぬ展開！
1986.11.28発売
疾れ！逆ハンぐれん隊ＰＡＲＴ２凄春スピンタ－ン篇
五木寛之の最新ユ－モア小説，第２弾！！ ジロ－とミハルのコンビに竜さんが加わりヨコハマ・エクスプレス誕生．最初の仕事はさる国のＶＩＰを東京から京都へ運ぶ．が，大井松田からカ－バトルは始まった
1986.11.28発売
疾れ！逆ハンぐれん隊ＰＡＲＴ１深夜特送車ＮＯ．１篇
五木寛之の最新ユ－モア小説，第１弾！！ ”アカシア小さんま”ことジロ－と美少女ミハルがバンド－先生の命令一下，高速ヨコハネ線を時速２５０キロでつっ走る謎のベンツを追跡！ いったい何者なんだ？
1986.11.28発売
天井から降る哀しい音
文芸（単行本）
典型的な老人夫婦家庭の困難を初めて小説化耕治人氏は私小説のベテランであるが、今や８０歳同士の老夫婦だけの生活が、今の世の中でどう行われているか、哀しいが誰もが身につまされる真実の日常を報告。
1986.11.28発売
どっかおかしい
若者の生態をユーモラスに風刺した本。 月刊「ビックリハウス」の元編集長が、若者のファッション、食生活、その他のさまざまな日常現象をユーモラスに、しかしピリッとワサビをきかせて綴るエッセー集
1986.11.28発売
ほろ酔い行進曲 ＜放浪編＞
「自分で歩かなければ、死ぬことになるよ！」――気丈な母親に励まされて、2歳8ヶ月のとこちゃんは必死に歩いた。昭和18年、中国ハルビンで生まれた著者が、終戦直後の混乱のなかを、肉親たちと日本に引き揚げるまでと、その後の京都での生活を描く感動の自伝！ “ほろ酔い”シリーズ三部作の最終編。
●『放浪編』を書き終えて、やっと、私自身を、語り終えた安らぎがあります。『恋愛編』を読んで長い手紙をくれた10代の人たち、『結婚編』を読んでコンサートに来てくれた同世代の人たち、この『放浪編』は私の父や母の世代へ、それから「戦争を知らない子供たち」にもとどけたいと思います。失うものすべてを失っても、さっそうと生きて来た大人たちへの心からの賛歌をこめて……。（中略）私の胸の底にたまった地下室を掃除して、さっぱりと軽やかに生きていけそうです。これからはもう語るよりも歌います。どこかでこの本に巡り逢ったら、今度は歌を聞きに来てください。そしてあなたのお手紙もお待ちしています。 加藤登紀子 （「あとがき」」より）
1986.11.28発売
二輪サーキットヒーロー入門
1986.11.27発売
増補改訂 現代文章作法
講談社の実用書
仕事に勉強に役立つ、文章を書くための辞典文章の基本から日本語の常識、手紙やビジネス文書、レポートまでを豊富な文例とエピソードで集大成。困ったときにすぐひけるビジネスマン、ＯＬ、学生必携の一冊
1986.11.27発売
食わせろ！！
とかくの風俗にノッてるコンビが体当たり。あるときは蝶のような、あるときはロバのような、そしてあるときは処女のようなフットワークで世間の嘘と真にユーモアとヤケクソを打込む明快エッセイ＋イラスト