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ビアフラ ―飢餓で亡んだ国―
1984.12.10発売
ビアフラ ―飢餓で亡んだ国―
著:伊藤 正孝,解説:白石 顕二,装丁:辰巳 四郎
講談社文庫
アフリカ大陸最大の餓死はいかに起きたか.ナイジェリア内戦は実は戦争ではなく,アフリカにおける”ユダヤ狩”だったといわれる.崩壊寸前のビアフラに潜入した記者が目撃した密林のアウシュビッツとは?
水滸伝(四)
1984.12.10発売
水滸伝(四)
訳:駒田 信二,装丁:菊地 信義,装画:井上 洋介
講談社文庫
星主(せいしゅ)宗公明は、期せずして梁山泊の頭領の地位についた。梁山泊に結集してくる好漢たちは、いずれも各地で罪を得たものばかりである。しかし、彼らは朝廷の大赦を待って、男の義を果たさんとひたすら力を尽くしているのだ。「天に替って道を行う」ために義旗をあげる機運は熟した。中国大長編伝奇小説の完訳。
電子あり
水滸伝(三)
1984.12.10発売
水滸伝(三)
訳:駒田 信二,装丁:菊地 信義,装画:井上 洋介
講談社文庫
天こう星三十六員、地さつ星七十二座の宿命を背負った好漢たちは、ぞくぞくと梁山泊に結集してくる。宗公明も、己れが星主(せいしゅ)に生まれついているとも知らず、ただ運命の導くままに、その一員となろうとしている。だが、彼らに対する中央政権の風当りも、しだいに激しさを増してくるのだ。中国大長編伝奇小説の完訳。
電子あり
発想の現場
1984.12.10発売
発想の現場
著:柳田 邦男,装丁:菊地 信義,装丁:山岸 義明
講談社文庫
零戦 その誕生と栄光の記録
1984.12.10発売
零戦 その誕生と栄光の記録
著:堀越 二郎,装丁:道信 勝彦
講談社文庫
日本人がもし一部の人の言うような模倣と小細工のみに長(た)けた民族であったなら、あの零戦は生まれえなかった。独特の考え方、哲学のもとに設計された「日本人の血の通った飛行機」それが零戦であった。本書は零戦のチーフデザイナーが、アイデアから完成までの過程を克明に綴った技術開発成功の物語である。
電子あり
すこし枯れた話
1984.12.10発売
すこし枯れた話
著:高橋 義孝,解説:三国 一朗,装丁:佐藤 弘一
講談社文庫
枯淡の文体で、人生の知慧をつづる、珠玉のエッセイ。比類なき知性と磨ぎ澄まされた感性で、数多くの名エッセイを発表してきた著者が、「この頃は、気に染まない原稿は書かないことにしている」というなか、自ら選りすぐった名編の数々。日頃気になるアレコレから芸術観まで、成熟の眼に映ったものは――。
電子あり
遺恨の譜
1984.12.10発売
遺恨の譜
著:滝口 康彦,解説:尾崎 秀樹,装丁:菊地 信義,装画:倉橋 三郎
講談社文庫
君命に抗し決起した薩摩勤王派の壮絶な人生薩摩藩の過激派の先走りを上意によって阻もうとしたのが寺田屋の変だった.そして生き残った志士たちは国元へ返されたと見えたが….歴史の弱者を活写する秀作集
電子あり
おんな商売
1984.12.10発売
おんな商売
著:田辺 聖子,装丁:菊地 信義,装画:矢吹 申彦
講談社文庫
男はでんと坐って、貫禄を見せねばならぬが……。勝ち目の少ない亭主の、切なさ辛さ! 男の権威、女の実績 女の横暴、男の我慢ーー亭主の鼻面引き廻して、ごろ寝の女房はいいたい放題。女世帯で迫害される、気弱な亭主が蒸発した。男の胸には、一つの理想がくすぶっていた。腹の立ったときにいっぺん、食卓をひっくり返してやりたいのである。飄然と辿り着いた山の宿では、折しも老夫婦が……。という標題作のほか、いつの間にか微妙に入れかわる、男女の不思議なかかわりを描く、快作全9編を収録。
電子あり
なぞなぞ
1984.12.10発売
なぞなぞ
編:渋谷 勲,装丁:菊地 信義,装画:佐々木 マキ
講談社文庫
知的好奇心をそそる楽しい言葉あそびの本.人の口でごはんを食べる人は? 子供だけでなく,大人をも存分に堪能させるその魅力.なぞなぞの深い知恵とのびやかな遊び心が,「言葉の時代」に話題を呼ぶ.
新名将言行録 室町時代
1984.12.10発売
新名将言行録 室町時代
著:榊山 潤,装丁:菊地 信義
講談社文庫
北条氏にのっとられた形の鎌倉幕府も、執権・北条高時の頃には腐敗の極に達して、新たなる指導者を求める気運が高まっていた。時代の流れは、建武の新政から室町幕府へと進展するが、やがて下剋上の荒波が……。本巻には、後醍醐天皇、足利尊氏、楠木正成、足利義満、太田道灌、北条早雲、斎藤道三、大内義隆、毛利元就を収録。動乱の時代を生きる勇将・智将の経略譜。
電子あり
新名将言行録 戦国時代(二)
1984.12.10発売
新名将言行録 戦国時代(二)
著:榊山 潤,装丁:菊地 信義
講談社文庫
室町幕府を崩壊させた下剋上の激浪も、各地の群雄が次第に淘汰されるに及んで、ようやく鎮静の兆しをみせる。戦国の地鳴りは、徳川幕府という大政権を産み出すための、不可避の陣痛だったのかもしれない。本巻には、千利休、大友宗麟、長宗我部元親、徳川家康、石田三成、細川ガラシャ、淀君、天草時貞を収録。荒れに荒れる下剋上の嵐の時代に、波瀾万丈の生涯を生き、したたかに乗り切ろうとする群像の、激しく真摯な姿。
電子あり
花蔭の人 矢田津世子の生涯
1984.12.10発売
花蔭の人 矢田津世子の生涯
著:近藤 富枝,解説:稲葉 暁,装丁:熊谷 博人
講談社文庫
坂口安吾の永遠の恋人の薄幸な人生と文学。そして文学への情熱と報いられぬ愛を精緻に綴る! ーー矢田津世子は昭和19年、満37歳の若さで逝った。文壇一の美女とうたわれ、トイフェル(悪魔)と噂されながらの短い生涯であった。坂口安吾の永遠の恋人と目されながら、文学ひとすじに激動の昭和前期を生きた津世子の生涯に、周辺に集散する多感な男女作家の心の遍歴を重ねあわせたノンフィクション!
電子あり
おれは侍だ
1984.12.10発売
おれは侍だ
著:柴田 錬三郎,解説:磯貝 勝太郎,装丁:菊地 信義,装画:東 啓三郎
講談社文庫
影武者の役はすんだ。だがおれは侍……。と、関ヶ原の戦場を後にする、着流し姿の修理之介。気品ある眉宇に、ある決意をひめて……。あと二人、金の亡者・新蔵と好色漢の兵馬。宇喜多秀家の軍用金を狙い、朝鮮使節襲撃の陰謀に加担し、時に女をめぐり、騒乱の世に、三人三様、それぞれの青春を生きる、アウトローたちの愛と冒険。金に執着する者、女に入れ揚げる者……騒乱の世を生きる浪人たちの生きざまを描く時代ロマン!
電子あり
アトランティス
1984.12.10発売
アトランティス
著:金子 史朗,装画:菊地 信義,装画:渡辺 富士雄
講談社文庫
「悲惨な一日と一夜にして、大海原のかなたに消えた楽園王国」――プラトンの描写は、何を物語るのか? 虚構か、それとも真実の伝承か……。失われた大陸への夢は、今もって人々の胸をかきたてる。人々の夢をかきたててやまない伝説の大陸=アトランティスの全貌と、この青海原のかなたに消えた楽園王国の謎を追う。突然の大異変に襲われて消失する過程を、地質学から解明し、多年の論争に終止符を打つ。映画よりおもしろい、迫真の科学ドラマ!
電子あり
女と男の子守唄
1984.12.10発売
女と男の子守唄
著:落合 恵子,解説:青木 雨彦,装丁:菊地 信義,装画:灘本 唯人
講談社文庫
いい女そしていい男に捧げる「ララバイ」。デリケートな女と男のアレコレに、ちょっと笑っちゃう話、すこーし辛口の話もいっぱい! ーー童謡の「赤い靴」の異人さんは、イイジイさん? そしてお伽話の「瘤とり爺さん」が小肥りなお爺さんとは……。女と男のアレコレ、友人知人の品定め、はてはわが青春の……失敗談と、思わず知らずに笑っちゃう話、とっておき本音吐露の小気味のよい話がいっぱい! ちょっと洒落た、すこーし辛口のエッセイ集。
電子あり
最後の殉教者
1984.12.10発売
最後の殉教者
著:遠藤 周作
講談社文庫
著者の切支丹文学の原点ともいうべき名作「最後の殉教者」ほか、遠藤文学の珠玉作を集成した純文学短編集。
電子あり
男のウンチク学
1984.12.10発売
男のウンチク学
著:古谷 三敏,装丁:菊地 信義,装画:古谷 三敏
講談社文庫
酒場の話題はこの1冊でドンピシャリ! 焼酎のお湯割りで、馬刺などを賞味しながらご一緒に楽しくいきましょう。まあ一杯! ーー食べもの飲みものについての、コダワリ雑学百科。ウドンの正しい食べ方について、コジュケイの燻製の楽しみ方について、ツグミやウサギを使ったシオカラの手軽な味わい方について、その他、ワインやバーボンのこまごました知識など、知らなくともドートイウコトモナイが、知っていれば人生が面白くなるかもしれない、たぶんヒマな君に贈る情報源!
電子あり
功,大好き
1984.12.10発売
功,大好き
著:木村 梢,解説:細田 虔,装画:山岸 義明
講談社文庫
16歳での出逢い、戦争を狭んでの困難な愛を貫いて、結婚。舞台に映画に、戦後を代表する名優として活躍してきた夫・木村功が、不治の病に冒されていることを医師に告げられたとき、妻と子どもたちは、どのようにそれを受けとめ、立ち向かっていったのか……。夫婦の比類なき愛と俳優の純粋な魂とが交錯して織りなす、愛と死の名作。めぐり逢いから死による別れまで、愛し合うことの美しさを教える感動の物語。
電子あり
戦後欲望史 黄金の六〇年代篇
1984.12.10発売
戦後欲望史 黄金の六〇年代篇
著:赤塚 行雄,装丁:菊地 信義,装画:針 すなお
講談社文庫
犯罪や風俗中心の読み物ふう戦後史。懐かしい話題でつづる戦後の風俗と社会史ーー日米安保条約の改定、国会デモ、東京オリンピック、高度成長、三億円事件、デヴィ夫人、吉永小百合、ビートルズ……懐かしのあの人、あの事件が次々登場して、我々を熱中させた激動の1960年代。戦後40年の歴史を、大衆の私的欲望や犯罪などいちばん時代を映す「欲望」という視点から描いて、人間のホンネに迫る。いま生きいきと甦った鮮烈な戦後史。<全3冊>
電子あり
囁く声(下)
1984.12.10発売
囁く声(下)
著:R・ラドラム,訳:丹野 真,装丁:菊地 信義,装丁:野中 昇
講談社文庫
緻密なプロット.鮮やかなスト-リ-展開.スリルとサスペンス  そして恋.巻き込まれた作家にふりかかる生命の危機.隠された真相が明るみに出るにつれて,事件はやがて意外な結末へと進展していく.