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2024.08.08発売
赤本 公認心理師国試対策2025
2024年3月実施の第7回国家試験の全問題を解説。2025年実施予定の第8回国試向け。
《 本 書 の 特 長 》
・第7回国家試験(2024年3月実施)の全問題を掲載。
・国家試験出題基準と同じ24章立てで問題を配置
・大項目ごとに問題を配置しているので学習しやすい。
・精選過去問付きの重点対策特集も豊富に掲載。試験頻出事項を集中的に学ぶことができる。
【例:秘密保持義務の例外状況/公認心理師の登録取り消しと罰則/虐待に関する法律と通報/代表的な心理検査/行動変容ステージモデル/児童福祉施設/非行少年の分類/非行・犯罪に関する諸理論/向精神薬の主な副作用/認知症まとめ/代表的な心理的障害/精神保健福祉法/障碍者差別解消法と合理的配慮/いじめ防止対策推進法/ストレスチェック制度/職場復帰支援/事例問題 5つの鉄則】

2024.08.08発売
ついてきて 数原龍友
写真集・画集
GENERATIONSボーカリスト数原龍友、
自身初のフォトエッセイ本。
2022年グループとしてデビュー10周年を迎え、
2019年以降はソロ名義としても楽曲をリリース。
抜群の歌唱力を持ち、アーティスト活動に邁進する傍ら、
自身の趣味にも没頭する。
一見怖そうに見えるが、繊細な心を持つ優しい人。
彼の言葉には良くも悪くも嘘がない。
常に挑戦し続ける彼の今に至るまでの人生を綴ったエッセイに加え、
多彩な趣味を持つ数原の日常を切り抜いた写真が散りばめられている。
アーティスト人生の裏側が垣間見れる1冊が完成した。

2024.08.08発売
仕事
講談社学術文庫
南太平洋のマエンゲ族の一日当たりの平均労働時間は四時間だという。古代ギリシアにおいて多忙は倫理的悪であり、中世の修道士にとって労働とは神から課された罰であった。
しかし近代になると、労働の価値に大逆転が生じる。「労働の尊厳」が高らかに謳われ、経済のみならず政治・文化を含むありとあらゆる活動が労働化する、完全な意味での労働社会が人類史上初めて誕生する。
この逆転はいかにして、なぜ起こったのか。古代から中世を経て近代にいたる労働観の変遷をコンパクトに描き出し、現在の労働中心主義は決して当たり前のものでもなければ、長い歴史に裏打ちされたものでもないことをあざやかに浮かび上がらせる。
人は生産労働なしに生きることはできない。しかし労働に従事するかぎり人間は自由になることはない。この相克を超えて、本当の意味で「労働から解放」されることは可能なのか――。
労働の価値が再び大転換しつつある今こそ必読の労働論!
かつて多忙は悪であり、余暇こそが自由人の本性にふさわしいとされた。しかし、近代においては資本主義も社会主義も等しく「労働はすばらしい」、「労働は人間を成長させる」と労働の尊厳を謳う。
労働が近代を創造したのであり、労働なしに近代は理解できない。そして、あらゆる人間が精神的にも物質的にも「労働する」社会、当事者が精神的・物質的活動を「労働」として表象する社会は、すなわちあらゆる人間が「奴隷となる」社会である。もし古代人が近代社会を見たら、最悪の社会の到来と仰天するだろう。
非西欧社会、古代、中世の労働観の変遷を踏まえたうえで、ベンジャミン・フランクリンやウェーバー、サン=シモン、コント、マルクス、アレント、ヴェイユなど主要な労働思想を参照しながら、近代的労働観の成立過程を明瞭簡潔に描き出し、我々が当然のものと刷り込まれてきた労働中心主義を見事に解体していく。
人間は労働に従事する限り自由にはなれず、しかし労働なしでは生きていくことができない。そうだとすれば、本当の意味での「労働からの解放」はいかにして可能になるのか。人類と働くことの関係を根底から問い直す、骨太の労働論にして近代論。(原本:『仕事』弘文堂、1988年)
【本書の内容】
はしがき
第一章 未開社会の労働観
第二章 古代ギリシアの労働観
第三章 西欧中世の労働観
第四章 近代の労働観
第五章 労働の批判的省察
注
解説(鷲田清一)

2024.08.08発売
拷問と処刑の西洋史
講談社学術文庫
啓蒙主義と人権思想を生んだヨーロッパの「光」の歴史の裏には、数多の人間を血祭りに上げてきた、陰惨たる「闇」の系譜があった! 火刑、斬首、車裂き……親指詰め、ハシゴ吊るし、「スペインのブーツ」……王殺しや異端審問、魔女裁判を通して発明された拷問と処刑のシステムを、社会の秩序回復と体制強化のための非人間的な権力装置として読む、異色にして出色の文化史。
【本書の主なトピック】
●15分で失神……究極の拷問具「ボック」とは?
●斬首、絞首、火刑、生き埋め、車裂き……最も重い刑罰は何?
●水審……沈んだら「無罪」、浮いたら「魔女」確定
●映画やメルヘンにも登場、「鉄の処女」伝説の虚実
●マリー・アントワネットの母作成、「拷問図説マニュアル」
●太陽王ルイ14世の治世を脅かした「パリの黒ミサ事件」
●舌を抜いたらおいくら? 拷問と処刑のお値段
【目次】
序 章 ヨーロッパ史の光と影
第一章 王殺しの記憶
第二章 異端審問と「死の祭典」
第三章 魔女裁判の仕組み
第四章 拷問という権力装置
第五章 裁判と処刑の実態
終 章 ヨーロッパ史の闇の系譜
あとがき
処刑関係略史
参考文献
学術文庫版へのあとがき 陰画としてのヨーロッパ史

2024.08.08発売
みかんファミリー
その生きにくさ、ひとりで抱えなくていいのかもしれません-ー。
2つの3人家族が始めた共同生活。でもあっちの家族にいたのは、となりのクラスの変わり者で…!?
野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞、小学館児童出版文化賞受賞の椰月美智子が贈る、人生の賛歌。さあ、“あたりまえ”の先へ!
2024年9月21日朝日新聞 読書面にて書評が掲載されました。
●著者紹介
椰月美智子
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』(講談社)で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』(講談社)で野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞。17年『明日の食卓』(KADOKAWA)は神奈川本大賞を受賞し、映画化もされた。20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』(小峰書店)で小学館児童出版文化賞を受賞。その他の書籍に『十四歳の水平線』(双葉社、講談社青い鳥文庫)、『ともだち』(小学館)など多数。
●あらすじ
主人公・美琴は、シングルマザーのお母さんとおばあちゃんと暮らしている中学1年生。
ある夏、お母さんがかつて同級生だった朱美さんと再会し、古い家を買って一緒に住むという計画を突然発表します。
お母さんはこんな勝手な人ではなかったはずなのに……。
どんな人たちなかよく知らないまま、共同生活がスタートするのですが、紹介されたのは、すこし変わった人として名を馳せるとなりのクラスの子。
でも、6人で一緒に暮らす中、いろんな“あたりまえ”が色あざやかに変わっていくのです……。

2024.08.08発売
「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
講談社選書メチエ
『「社会」の誕生』(2011年)、『「社会」のない国、日本』(2015年)に続く講談社選書メチエ「社会三部作」、完結。
前著以降の約10年、日本は幾度も自然災害をこうむり、実質賃金が上がらぬまま円高から円安に移行し、物価高に苦しめられている。それに呼応して、さまざまなレベルで分断や分離が進行しているように見える。そして、著者もこの期間に人生の苦難を経験し、三部作の構想をいかに完結させるか、完結させられるかを考え続けた。
「日本ではフィクションつまり作り話が増殖し、蔓延し、しまいには事実や現実に取って代わってしまった。庶民の実態とはかけ離れた「好況」、「経済成長」、科学的事実を無視あるいは隠蔽した「安全・安心」、違法な証拠隠滅さえ厭わず明らかな嘘を押し通す国政の運営等々。あげくの果てには荒唐無稽な陰謀論の不気味な浸透……」――そんな現状認識から始める著者は、こう断じる。「今日ついに我々は、ばらばらになり、互いに共に生きられなくなっている。強者・弱者、マジョリティ・マイノリティの話だけではない。人が人として、個人が個人として生きられなくなっている。人々は分断され、「互いに同じ人間同士」であると思えなくなっている」。
それが証拠に、コロナ禍で叫ばれた「ソーシャル・ディスタンス」に、この国の人々はいとも容易に適応したではないか。では、「社会」が存在しないとは、「社会」が存在しないところで生きるとは何を意味しているのか。――この根本的な問いに答えるために、著者は「社会」を成り立たせる最も根底にあるものを問うことを決意した。前2著での議論を簡潔に振り返り、その末に到達する結論とは? 誰もが考えるべき問いを静かな感動とともに伝える完結篇にふさわしい名著。
[本書の内容]
序 章 分解する日本社会
第1章 社会の誕生、人間の誕生、社会学の誕生
一 トクヴィル──民主主義と人民
二 デュルケーム──社会学の創造
三 ベルクソン──社会的事実の基底
四 永井荷風──日本「社会」の不在
第2章 社会的生の規範性と社会学の基底
第3章 社会を成す=為す個人──デュルケーム道徳教育論
一 道徳性の第一、第二要素──規律の精神と社会集団への愛着
二 道徳性の第三要素──意志の自律性
三 意 志──生たる社会
第4章 合意に依らない民主主義
一 トクヴィル民主主義論の基底
二 ベルクソンの民主主義論
三 民主主義の根底
第5章 社会の根底
一 生という事実
二 賭けの網
三 生という絶対所与
四 社会と社会学の現実性=実在性
五 民主社会を生きるということ──平等と自由、意志の自律と多様性
終 章 現代日本を生きるということ

2024.08.08発売
神々の闘争 折口信夫論
講談社文芸文庫
2002年群像新人文学賞評論部門優秀作となった「神々の闘争――折口信夫論」を軸に、書き継ぎ推敲を重ねた論考が2004年にまとめられ、文芸評論家・安藤礼二の最初の単行本『神々の闘争 折口信夫論』となった。
その後の2008年に雑誌掲載された「『死者の書』という場(トポス)」という短い評論に作家・大江健三郎が目を留め、高く評価する。その出会いが2009年安藤礼二の『光の曼陀羅 日本文学論』(2016年に文芸文庫版を刊行)による大江健三郎賞の受賞につながっていく――
折口信夫の文学と思想の源泉を探る問いかけは、やがて折口の生きた時代を共有した井筒俊彦、大川周明、北一輝、石原莞爾、西田幾多郎といった思想家たちの言葉を参照することにつながっていく。それは世界におけるアジア、アジアにおける日本を考えることにつながる。
第二次世界大戦以前の君主制日本、それは「天皇」の存在を抜きにして何かを考えることは不可能な時空間だが、そのような状況下での権力のあり様の本質を、昭和天皇の即位を契機に定義したのが折口信夫だった。
著者は論を進めるうち、やがて折口信夫の背後にある平田篤胤の神学の存在に至る。
折口信夫という孤高の文学者・思想家をその特殊性で理解するのではなく、つねに普遍性を備え同時代に生きて闘う存在ととらえる本書は単行本の刊行から20年を経て、新たに戦争状態が世界を覆っているかのように見える現在こそ読まれるべきなのかもしれない。
知られざる折口信夫の姿――衝撃のデビュー作
本書は、あたかも「本格探偵小説」を読むような、スリリングな読書時間を味わわせてくれる。
あちこちにちりばめられた、細かな謎の集積とその解明。もちろん真犯人は最初からわかって
いるはずなのだが、本書を読み終えたとき、その「真犯人」の姿は、まったく違って見えてくる。
――斎藤英喜「解説」より
目次:
第一章 神々の闘争――ホカヒビト論
第二章 未来に開かれた言葉
第三章 大東亜共栄圏におけるイスラーム型天皇制
第四章 戴冠する預言者――ミコトモチ論
第五章 内在と超越の一神教
あとがき
初出一覧
補論 『死者の書』という場(トポス)
著者から読者へ
解説 斎藤英喜
年譜 著者自筆

2024.08.08発売
今宵も猫は交信中
文芸(単行本)
第17回小説現代長編新人賞受賞後第一作!
猫がごろごろと喉を鳴らす理由を、皆さんはご存じですか?
実は、テレパシーで他の猫と交信している真っ最中なのです――
宵、きせき、シュトレン、めい子の4匹は別々の家に引き取られた四姉妹。今日も元気にごろごろ喉を鳴らし、テレパシーで会話中。しかし、いつも明るいめい子の様子がおかしい。飼い主夫婦が離婚の危機にあるようだ。猫の自分には引き留めることができないと途方に暮れるめい子の元に現れたのはなんと宵だった! なぜならお姉ちゃんだから!
猫と猫、猫と人の絆を描く、猫視点ハートフルドラマ!

2024.08.08発売
アナと雪の女王 Fan Book
「ありのままで」のフレーズが熱狂的なファンを生み出した『アナと雪の女王』の日本公開から10年。公開当時、エルサのドレスにあこがれた子どもたちが大人になったように、この10年間で「アナ雪」の世界はさらに広がりました。本編や続編、スピンオフ作品、東京ディズニーシーの新テーマポート「ファンタジースプリングス」まで網羅した、永久保存版のファンブックです。ここでしか手に入らない、切手風「アナ雪」シールの付録付き!
日本唯一の“大人向け”ディズニー情報誌、月刊「ディズニーファン」責任編集。
・主な内容・
●「ありのまま」の生みの親・高橋知伽江さんインタビュー
●東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」でアナ雪体験
●オラフのボイスキャスト武内駿輔さん、「アナ雪」の魅力を語る
●劇団四季版キャストインタビュー
●ストーリーを追体験する誌上ロードショー
●キャラクター勢ぞろい
●あの名曲16曲を解説
●深掘りしたいアナ雪トリビア
●みんなが知らないサイドストーリー
●アナとエルサのヘアスタイル&メイクを再現!
●アナ雪の故郷を訪ねて
●厳選! アナ雪グッズ
(C)Disney

2024.08.08発売
全校生徒ラジオ
なつみ 「夏休みに入ったので、わたしたちは前からやってみたかったポッドキャストを始めることにしました! まず、わたしたちがどんな人か自己紹介します! 名前とー、学年と好きな科目と趣味、自分を動物に例えると? っていうのと、あと、好きな四字熟語、を、言いますね! はい、では! れなどんからどうぞ!」ー中略ーこの4人で、今日からポッドキャストやります! この4人で、うちの学校の、中学校の全員です。だから『全校生徒ラジオ』って、タイトルつけました。それで、……ー中略ー
なつみ 「思いついた? どんな番組にしたいか」
橘 「シンプルに行くよ。ええと、わたしたちは、良く言えば少数精鋭だけど、普通に言えば過疎の村の普通の中学生4人です。ポッドキャストで、特別なことや面白い話はできないかもしれないけど、この4人で一緒の学校で過ごせるのは来年の3月までです。だから4人がどういうふうに話していたかを残しておきたいし、それを聴いてみたいよって人がいたら、聴いてもらおうかなと思います。そういう行き当たりばったりの雑談番組です。こんな感じか」
なつみ 「そう、そういう感じ! さすがたっちー!」
モモ 「まとめ王」
れなどん 「うん、謙虚さも出ている」
橘 「ありがとう。ていうか、まとめ王とは? あとさっき、うっすら聞こえたけど、おたより募集してた?」
なつみ 「してた!」
モモ 「悩み相談と、好きな四字熟語と、聴いたよって報告を募集--------
ーーーーーーー同年代の女子がただしゃべってるだけのポッドキャスト番組を、男のオレが文字起こしするって、どうなんだろうか。
キモくね? しかも芸能人とかじゃなくて、一般人のポッドキャストだぜ。
……やっぱキモいような気がする。だけどもうしてしまった。完成してしまった。
しかもわりと完璧じゃないか? この文字起こし。
少なくともアプリのAIがテキスト化した最初のやつより、全然サマになってるだろ。(本文より)
全校生徒4人で夏休みに始めてみたラジオがおこすいろいろな小さな奇跡を描く。

2024.08.07発売
保守政治家 わが政策、わが天命
■緊急出版! 新総理・石破茂の最新刊
総裁選では各議員への挨拶周りに自ら持参した入魂の一冊。
戦後保守の可能性を一身に宿した政治家の全人生と政治ビジョンとは何か?
全国民必読の一冊、緊急出版!
■「納得と共感の政治」を掲げて石破はどこへ向かうか
はじめに──天命が降りる時
第1章 政治はなぜ国民の信頼を失ったのか
第2章 田中角栄──立ち帰るべき保守リベラルの原点
第3章 わが来歴──政治家以前
第4章 わが来歴──政治家篇
第5章 保守とはリベラルのことである
第6章 わが政策スタンスを語る
第7章 近現代史を学び直す
第8章 政治の信頼をいかに取り戻すのか
■政治はなぜ国民の信頼を失ったのか? 今こそ保守リベラルの原点に立ち帰れ
保守の本質は寛容です。相手の主張に対して寛容性をもって聞く、受け入れる度量を持つ、という態度こそ保守の本質です──。(本書より)

2024.08.07発売
死んだ石井の大群
文芸(単行本)
白い部屋に閉じ込められた333人の石井。失敗すれば即、爆発の3つのゲームで試されるのは、運か執着心かーー。
14歳の唯は死にたかった。理由なんてなかった。何度も死のうとした。死ねなかった。今、はじめて生きようと思った。この理不尽な遊びから抜け出すために。
探偵の伏見と蜂須賀の元に、石井有一という人物を探してほしいという依頼がきた。劇団の主宰が舞台での怪演を目の当たりにし、その才能にほれ込んだ矢先の失踪だった。
唯と有一の身に何が起きたのか、そして二人の生死の行方はーー。

2024.08.07発売
日本扇の謎 愛蔵版
文芸(単行本)
舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

2024.08.07発売
日本扇の謎
講談社ノベルス
舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。名前も、出身地も何もかも思い出せない彼の身元を辿る手がかりは、唯一持っていた一本の「扇」だった……。そして舞台は京都市内へうつり、謎の青年の周囲で不可解な密室殺人が発生する。事件とともに忽然と姿を消した彼に疑念が向けられるが……。動機も犯行方法も不明の難事件に、火村英生と有栖川有栖が捜査に乗り出す!

2024.08.07発売
きみと100年分の恋をしよう この手をはなさない
青い鳥文庫
“夢”じゃないよね。伊吹くんと出会ったことも、恋をしたことも。“夢”じゃなくて、本当のことだよね?
神様のくれたこの時間が、もうすぐ、終わってしまうとしても……。
わたし、鈴原天音。あこがれの高校、伊吹くんと一緒の弓道部。そして、夏合宿にも参加して、かつての自分では信じられない、活動的な高校生活を送っています! 夏合宿のイベントで起きた事件……。それがきっかけで梗介くんは大きな決断をすることに。充実した高校生活を伊吹くんと一緒に送っていた、シアワセな毎日。ところが、それを「夢だったのかも」と思ってしまう事態が起きて……。
〈小学中級から、すべての漢字にふりがなつき〉

2024.08.07発売
かごいっぱいに詰め込んで
文芸(単行本)
「いいなあ、幸せそうで」
スーパーを訪れる5編の「生活」。
寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが、転職活動は思うようにいかない。
(「おしゃべりなレジ係」)
小学生の頃からのある癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれて受け流してしまった当時の自分を未だに許せない。
(「小さな左手」)
元彼女に二股をかけられて以来、マッチングアプリで遊ぶようになった亮。ある日会社の後輩から、SNSで自分がヤリモクの要注意人物として晒されていると知らされる。
(「気をつけてください!」)
友達の結婚ラッシュに焦り、婚活アプリで出会った貴文と結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ、咲希も妊活を始める。
(「なわとびの入り方」)
IT化についていけず、早期退職した哲郎。ハローワークで再就職先を見つけられず、妻にも愛想をつかされ、公園のベンチで昼食をとる日々が続く。
(「不機嫌おじさん」)
「もう無理かもしれない」そんな気持ちを真下みことは掬い上げ、寄り添い、抱きしめてくれる。

2024.08.07発売
人狼サバイバル 意気軒昂! 竹林の人狼ゲーム(上)
青い鳥文庫
雪の積もった冬の日、陽光館中学のメンバーに呼び出されたハヤトとウサギ。
伯爵をゲームに参加させるため、自分たちの手で作り上げたオリジナルルールを突き付けることに!
竜陣学園の中学生も加わって始まった竹林でのゲームは、奇抜なルールに加えて各自の思惑が入り乱れ、前代未聞のサバイバル合戦へと突入する!
<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

2024.08.07発売
これが最後の仕事になる
文芸(単行本)
最初の1行は全員一緒。
1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
著者一覧(掲載順)
小川哲
五十嵐律人
秋吉理香子
呉勝浩
宮内悠介
河村拓哉
桃野雑派
須藤古都離
方丈貴恵
白井智之
潮谷験
多崎礼
真下みこと
献鹿狸太朗
岸田奈美
夕木春央
柿原朋哉
真梨幸子
一穂ミチ
三上幸四郎
高田崇史
金子玲介
麻見和史
米澤穂信
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。

2024.08.07発売
ぴかりか 世界を変えた薬
科学をおもしろく学べるシリーズ、誕生!
「ぴかりか」は子どもにとって興味がわきやすく、そして調べ学習にもつかえる内容を、わかりやすくまとめたシリーズです。
どこから読んでもおもしろい、豊富なトピックが魅力。
むずかしい言葉の説明や、さまざまな切り口から薬を解説するコラム、復習クイズも充実。
たくさんの図や写真と共に深く、たのしく学べます。
小学5年生以上
第3弾は「世界を変えた薬」。
人類の歴史を大きく変えた8つの薬の発見や効用を学んでみよう!
深く知ることで、いろいろなつながりが見えてきます。
「血糖値」「耐性菌」など、むずかしい内容は深掘りして、ていねいに解説してあり、
コラムも充実なので、小学生から大人まで楽しめます。
1 人々を痛みから救ったモルヒネ
2 手術の痛みの救世主 麻酔薬
3 マラリアの特効薬 キニーネ
4 薬の王様 アスピリン
5 日本人が貢献 アドレナリン
6 世界初の抗生物質 ペニシリン
7 世界初の合成抗菌薬 サルファ剤
8 糖尿病治療薬 インスリン

2024.08.05発売
おさるのジョージ これ なあに?
指さしで伝わる魔法のことば「これなあに?」食べ物、身の回りのもの、のりもの、どうぶつ……。おさるのジョージといっしょに、ものの名前を覚えよう。一緒によむとコミュニケーションを深めながら、自然と語彙を増やせます。