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芭蕉さん
バショウサン

芭蕉の俳句の魅力がわかる。芭蕉が好きになる。俳句を詠んでみたくなる。人気急上昇中の絵本作家・丸山誠司さんと、松尾芭蕉研究の第一人者・長谷川櫂さんの、わくわくコラボレーションです。小学校の教科書(3年国語)で習う芭蕉の俳句を中心に、ぜんぶで21句を楽しい絵とともに紹介し、わかりやすい解説を添えました。
芭蕉の俳句の魅力がわかる。
芭蕉が好きになる。
俳句を詠んでみたくなる。
人気急上昇中の絵本作家・丸山誠司さんと、松尾芭蕉研究の第一人者・長谷川櫂さんの、わくわくコラボレーションです。
小学校の教科書(3年国語)で習う芭蕉の俳句を中心に、ぜんぶで21句を楽しい絵とともに紹介し、わかりやすい解説を添えました。
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目次
■鑑賞編
古池や 蛙飛びこむ 水の音★
山路来て 何やらゆかし すみれ草
名月や 池をめぐりて 夜もすがら★
さまざまの事 おもひ出す 桜かな
かたつぶり 角振り分けよ 須磨明石
蛸壺や はかなき夢を 夏の月
行く春や 鳥啼き 魚の目は泪
あらたうと 青葉若葉の 日の光
しばらくは 滝にこもるや 夏の初
夏草や 兵どもが ゆめの跡
閑さや 岩にしみ入る 蝉の声★
さみだれを 集めてはやし 最上川★
雲の峰 いくつ崩れて 月の山
暑き日を 海に入れたり 最上川
荒海や 佐渡によこたふ 天河★
蛤の ふたみに別れ 行く秋ぞ
行く春を 近江の人と をしみける
蜻蜒や とりつきかねし 草の上
物いへば 唇寒し 秋の風
秋深き隣は 何を する人ぞ
旅に病んで 夢は枯れ野を かけ廻る
(★は小学国語の教科書に掲載されている俳句)
■解説編
・芭蕉さんて、どんな人?
・俳句って、どんな詩?
・21の名句を鑑賞しよう
書誌情報
紙版
発売日
2017年03月22日
ISBN
9784061333130
判型
B20取
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
44ページ
シリーズ
講談社の創作絵本
電子版
発売日
2017年04月21日
JDCN
0613331300100011000F
著者紹介
その他: 松尾 芭蕉(マツオ バショウ)
松尾芭蕉(まつお・ばしょう) 1644年(寛永21年)~1694年(元禄7年)。現在の三重県伊賀市(伊賀国)生まれ。俳諧師。俳諧(連句)の世界に、「蕉風」と呼ばれる芸術性の高い句風を確立した、日本史上最高の俳諧師のひとり。おもな著作に、江戸から東北、北陸をめぐり岐阜の大垣まで旅した紀行文『おくのほそ道』をはじめ、『野ざらし紀行』『笈の小文』など。
丸山誠司(まるやま・さとし) 1968年、岐阜県生まれ。イラストレーター、絵本作家。大阪府立大学、MASA MODE ACADEMY OF ART 卒業。おもな絵本作品に、『にんじゃサンタ』『ふじさんです』『こんなことがあっタワー』『おしろとおくろ』『だるまなんだ』『エスカレーターいかがですかレーター』などがある。
その他: 長谷川 櫂(ハセガワ カイ)
長谷川櫂(はせがわ・かい) 1954年、熊本県生まれ。俳人。東京大学法学部卒業。「朝日俳壇」選者、ネット歳時記「きごさい」代表、東海大学文学部特任教授。『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞、句集『虚空』で読売文学賞を受賞。『大人も読みたい こども歳時記』の監修も務めた。