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青い天使(3)
アオイテンシ

島にきて2回めの夏をむかえようとしているチナは、しだいにここが自分の居場所かもしれないと思いはじめていた。しかし、いとこのしぶきと本音でぶつかりあわなければならないときにもなっていた。そんなおり、カナダ人の陶芸家を通して、しぶきの不良なかま剛(ごう)の意外な姿を知ることに……。
手に汗にぎる、迫力の第3巻。
うれしかったり、楽しかったりするときって、いつもいい人たちとの出会いがあるような気がします。もちろん人間どうしは、むずかしいことだってあるけれど、それ以上にすばらしいものだと信じられたら、すてきだなって思います。みなさんはどうですか?お友だちとうまくいってますか?チチが島での体験で見つけていくもの、信じようとするもの――それは、きっとみんなとおなじものではないでしょうか。――「あとがき」より
書誌情報
紙版
発売日
1997年11月14日
ISBN
9784061484696
判型
新書
価格
定価:682円(本体620円)
ページ数
270ページ
シリーズ
講談社青い鳥文庫
著者紹介
既刊・関連作品一覧
製品関連情報
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追加・参考情報
【動画】著者・倉橋燿子インタビュー 児童書をなめてる大人に読んでほしい青い鳥文庫!?
倉橋燿子さんの新刊『夜カフェ(2)』 (講談社青い鳥文庫)が1月10日に発売された。本作は、ぶつかり合いながらも成長していく、女子中学生の友情の物語。中1の黒沢花美は、カフェを営む叔母の家で暮らしている。あることがきっかけで、クラスのいじめがエスカレート。しかも、ただひとりの友だち・ティナちゃんとぎくしゃくしてしまう。さらには、ティナちゃん、高1のヤマトくんとはじめた「夜カフェ」に、急に来なくなった子がいて……。小学上級・中学から楽しめる児童書でありながら、大人も心をぐっと掴まれる青春が濃縮された1冊である。