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翻訳後修飾のプロテオミクス
ホンヤクゴシュウショクノプロテオミクス
質量分析装置を中心とした分析法の原理
タンパク質翻訳後修飾=モディフィコミクスタンパク質研究のキーテクノロジーである質量分析法を用いた翻訳後修飾の解析方法を網羅して紹介。
実験原理から実例までを簡潔にまとめた役立つ一冊。
- 前巻
- 次巻
目次
1 序論
1.1 アミノ酸残基の修飾の検出
1.2 前駆体ポリペプチドのプロセシング部位の推定
1.3 翻訳後修飾の機能解析
1.4 翻訳後修飾部位の予測と翻訳後修飾データベース
2 質量分析装置
2.1 イオン化
2.2 質量分析計
2.3 選択的反応モニタリング
2.4 データベース検索による翻訳後修飾の同定
3 翻訳後修飾解析のための試料調製
3.1 試料調製における注意点
3.2 組織
3.3 組織薄切片
3.4 培養細胞
3.5 血漿・血清
4 翻訳後修飾タンパク質の網羅的解析
4.1 リン酸化
4.2 グリコシル化
4.3 N末端修飾
4.4 C末端アミド化
4.5 酸化
4.6 ユビキチン化とSUMO化
4.7 脂質修飾
4.8 ADPリボシル化
4.9 硫酸化
4.10 メチル化
4.11 アセチル化
4.12 ラセミ化
4.13 脱イミノ化(シトルリン化)
4.14 プロセシング
5 デファレンシャルディスプレイ解析
5.1 標識法
5.2 非標識法
5.3 バイオマーカー研究への応用
6 翻訳後修飾の機能
6.1 翻訳後修飾の機能解析に際しての注意点
6.2 翻訳後修飾の同定に基づく機能解析の戦略
6.3 修飾部位特異抗体を利用した翻訳後修飾の場とタイミングの解析
6.4 翻訳後修飾の人為操作による翻訳後修飾の機能解析
6.5 部位特異的変異の導入
6.6 修飾酵素や脱修飾酵素の操作による翻訳後修飾の機能解析
6.7 RNAiを用いた細胞レベルでの機能解析
6.8 遺伝子操作マウスを用いた個体レベルでの機能解析
6.9 アナログ感受性キナーゼ変異体を用いた基質タンパク質の同定と因果関係の証明
7 翻訳後修飾のインフォマティクス
7.1 予測法の原理
7.2 予測ソフトウェア
7.3 翻訳後修飾データベース
書誌情報
紙版
発売日
2011年11月12日
ISBN
9784061538849
判型
A5
価格
定価:4,840円(本体4,400円)
ページ数
244ページ
著者紹介
著・編: 平野 久(ヒラノ ヒサシ)
著・編: 大野 茂男(オオノ シゲオ)