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日本人とは何か
ニホンジントハナニカ
- 著: 加藤 周一

日本人とは何か。われわれは一体何を望み、何でありたいのか。長い西欧体験にみがきぬかれた知性が、鋭い洞察力を駆使して日本人のありように迫り、将来のあるべき方向を模索した日本人論八編を収録。十数年前に書かれたこれら諸論文は、その歳月を忘れさせる先見の明に貫ぬかれていて、今日の私たちが直面している諸問題をあざやかに浮彫りにしており、日本人と日本文化について思索するすべての人に知的興奮を与えずにはおかない。
ⒸYuichiro Motomura
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目次
I
日本人とは何か
日本的なもの
日本の芸術的風土
外からみた日本
近代日本の文明史的位置
II
天皇制について
III
知識人について
戦争と知識人
書誌情報
紙版
発売日
1976年07月08日
ISBN
9784061580510
判型
A6
価格
定価:1,012円(本体920円)
通巻番号
51
ページ数
214ページ
シリーズ
講談社学術文庫
電子版
発売日
2019年07月05日
JDCN
06A0000000000129260M
著者紹介
1919年東京生まれ。1943年東京大学医学部卒業。1946年文壇に登場。文芸評論家。著書に『1946・文学的考察』(共著)、『雑種文化』、『芸術論集』、『羊の歌』、『続羊の歌』、『言葉と戦車』、『日本文学史序説』(上)(下)。2008年没。
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