平家物語(九)

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平家物語(九)

ヘイケモノガタリ

講談社学術文庫

源頼朝による木曽追討の軍勢が派遣され、都を追われた義仲は寿永3年1月、琵琶湖畔で討死する。佐々木・梶原の宇治川先陣争い、義仲をかばって最後まで敢闘した今井四郎兼平の壮絶な自害が語られる。この間、九州を離れた平家は瀬戸内の合戦で勝利し、勢力を挽回して一の谷に城郭を構え、都の奪還を図ったが、範頼の大手の攻勢と、義経の奇襲で敗北を喫し、忠度、敦盛らが討たれ、重衡は捕虜となって、平家一門は屋島に退却した。


目次

1 生ずきの沙汰
2 宇治川先陣
3 河原合戦
4 木曽最期(ひぐちのきられ)
5 樋口被討罰
6 六ヶ度軍
7 三草勢揃
8 三草合戦
9 老馬
10 一二之懸
11 二度之懸
12 坂落
13 越中前司最期
14 忠度(ただのり)最期
15 重衡(しげひら)生捕
16 敦盛最期
17 知章最期
18 落足
19 小宰相身投

書誌情報

紙版

発売日

1988年01月06日

ISBN

9784061583597

判型

A6

価格

定価:1,100円(本体1,000円)

通巻番号

359

ページ数

304ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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