空海の思想について

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空海の思想について

クウカイノシソウニツイテ

講談社学術文庫

密教哲学の魅力を、著者は次のように説く。「『世界というものはすばらしい。それは無限の宝を宿している。人はまだよくこの無限の宝を見つけることが出来ない。無限の宝というものは、何よりも、お前自身の中にある。汝自身の中にある、世界の無限の宝を開拓せよ』。そういう世界肯定の思想が密教の思想にあると私は思う。私が真言密教に強く魅かれ、現在も魅かれているのは、そういう思想である」と。


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目次

1 空海の二つの面
2 日本のインテリにきらわれた空海
3 空海の再発見
4 空海における密教思想の発展
5 空海の思想形成
6 密教の思想的特徴と全仏教の位置づけ
7 『即身成仏義(そくしんじょうぶつぎ)』
8 『声字実相義(しょうじじつそうぎ)』
9 『吽字義(うんじぎ)』

書誌情報

紙版

発売日

1980年01月08日

ISBN

9784061584600

判型

A6

価格

定価:748円(本体680円)

通巻番号

460

ページ数

130ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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