西行物語

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西行物語

サイギョウモノガタリ

講談社学術文庫

鎌倉時代成立の『西行物語』は、歌人西行の生涯を記した伝記物語。友人の急死に世の無常を知った藤原義清は、娘を縁から蹴落して恩愛の道を絶ち、二十五歳で出家して西行と名のる。伊勢から関東へ、陸奥から四国と旅を重ねつつ、歌ごころの涌くままに詠ずる名歌は、彼のひたすらな道心をはぐくみ、ついに「願はくは花の下にて春死なむ」の願いどおり極楽往生を遂げる。数奇と道心の生涯を伝える物語のはじめての全訳である。(全一冊)


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目次

1 西行出家の事情
2 西山から伊勢へ
3 陸奥へ
4 陸奥放浪
5 故郷は荒れて
6 四国への旅
7 妻子のその後
8 桜樹の本の死

書誌情報

紙版

発売日

1981年04月08日

ISBN

9784061584976

判型

A6

価格

定価:1,155円(本体1,050円)

通巻番号

497

ページ数

276ページ

シリーズ

講談社学術文庫

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