道元の考えたこと

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道元の考えたこと

ドウゲンノカンガエタコト

講談社学術文庫

道元の信じた「正法」とは何か?
定説にとらわれず道元の信仰を捉えなおす

曹洞宗の祖道元。その代表的著作「正法眼蔵」とは「仏祖正伝の仏法の精髄」の意である。事実、道元は生涯をかけて正法を求め続けた。では彼にとって正法の「正」とは何であったか?旧来の道元観にとらわれず、坐禅、礼拝、滅罪、輪廻業報(りんねごつぽう)、供養、女身不成仏等々の問題をめぐり、多様な角度から「道元の考えたこと」を捉え直す。


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目次

1 坐禅への信仰
2 礼拝への信仰
3 滅罪の信仰
4 本願の信仰
5 宿善の信仰
6 出家至上の信仰
7 輪廻業報の信仰
8 坐禅が供養の信仰
9 女身は不成仏の信仰
10 行儀作法の制定
11 恩愛を超えた信仰

書誌情報

紙版

発売日

2001年06月08日

ISBN

9784061594876

判型

A6

価格

定価:990円(本体900円)

通巻番号

1487

ページ数

288ページ

シリーズ

講談社学術文庫

初出

底本:’85年刊行の『道元のいいたかったこと』(講談社出版研究所編集)を底本としこれを改題、改編し、さらに補訂を加えたもの。

著者紹介

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