昭和の子供は青洟をたらしていた

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昭和の子供は青洟をたらしていた

ショウワノコドモハアオバナヲタラシテイタ

ずーっと頑張ってきたから、もう、昔を振り返っても、許してもらえるよね――ケータイもメールもなかった時代の青春物語が、こんなにも懐かしく、胸にしみるのはなぜだろう。団塊世代のトップランナー ・資生堂執行役員が書き残す「心のメッセージ」!

● 著者は、団塊世代のトップを走り続けたエリート・サラリーマン。慶応大学大学院修了後、資生堂で長く商品開発に携わり、役員にまで登りつめました。
著者は、千葉県市原市の農家の主。約0.7ヘクタールの田畑を所有し、米はもちろん、なす、きゅうり、とうもろこし、リンゴ、キウイ、ブドウ……各種の野菜、果物も栽培し、肉魚以外の食料自給率は100パーセントです。夜明け前の起床と、出勤前の農作業も著者の大事な日課です。田植え稲刈りには、会社の同僚も手伝いに駆けつけます。
著者は、故郷が大好き。小学校の同窓会は必ず出席し、夏の甲子園の予選が始まると、母校の応援のために有休を取ります。
──そんな池田敏秀さんが、本を書きました。まだ蒸気機関車が走っていた頃の、千葉の片田舎の青春物語です。喧嘩に明け暮れた腕白時代、えこひいきや体罰があたりまえだった教師たちとの心の交流、歯がゆい恋物語、残酷な運命譚……。信じられないでしょうが、すべて池田さんが経験した本当の話です。
心にしみる11編を書いた池田敏秀さんに、応援をよろしくお願いいたします。


ⒸToshihide Ikeda

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目次

目次より:
恩義
石田先生
茂原の黄色いハンカチ
みよちゃん
背番号2
あだ名
床屋の清子
えこひいき
決闘委員会
飯田の母娘 50回目の田植え

書誌情報

紙版

発売日

2007年08月25日

ISBN

9784062141611

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

190ページ

電子版

発売日

2023年09月08日

JDCN

06A0000000000692692D

著者紹介

著: 池田 敏秀(イケダ トシヒデ)

いけだ・としひで 資生堂執行役員技術企画担当。 1948年千葉県市原郡菊間村生まれ。 71年慶應義塾大学工学部卒業、73年同 大学院修了。 73年資生堂入社。板橋工場技術課、資生 堂研究所メーキャップ研究室長、マーケテ ィング戦略室課長、化粧品開発部次長、資 生堂研究所スキンケア研究部長、執行役員 商品開発部長などを経て現職に至る

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