戦争詐欺師

イラク戦争とは、ネオコンの正体とユダヤ人の関係とは、なぜオバマ政権は誕生したのか。根源的な問いに答える究極のノンフィクション!――イラク侵攻作戦を指揮したトミー・フランクス司令官が、ダグラス・ファイス国防次官を「地球上で最低のくず」とののしった話は有名だが、ブッシュ政権内の内部抗争は、なぜここまでエスカレートしてしまったのか。陰謀渦巻く街、ワシントンDCで繰り広げられた血なまぐさい暗闘のすべてを明かす。

●本書に登場する主な人物
ジョージ・W・ブッシュ大統領――イラク戦争開戦を決めた最高司令官
コリン・パウエル国務長官――イラク戦争に反対してネオコン勢力と対立
ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官――リアル・ネオコンと呼ばれる男
アフマド・チャラビ―ー亡命イラク人組織「イラク国民会議」指導者。アメリカを戦争に引き込んだ男
バラク・オバマ大統領――イラク戦争開戦時は上院議員。議会の開戦決議には反対票を投じた

ⒸIzuru Sugawara

書誌情報

紙版

• 発売日: 2009年04月10日
• ISBN: 9784062153423
• 判型: 四六
• 価格: 定価：1,980円（本体1,800円）
• ページ数: 306ページ

電子版

• 発売日: 2024年01月05日
• JDCN: 06A0000000000739512V

著者紹介

著： 菅原　出（スガワラ　イズル）

●すがわら・いずる 1969(昭和44)年東京都生まれ。 中央大学法学部卒。アムステルダム大学留学、 国際関係学修士。フリーのジャーナリスト、東京 財団リサーチフェローなどを経て現在は国際 政治アナリスト。著書は『日本人が知らない 「ホワイトハウスの内戦」』(ビジネス社)、 『外注される戦争 民間軍事会社の正体』(草思社)など