緩めて克つ 遊んでいるようで勝ってしまう人の習慣

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緩めて克つ 遊んでいるようで勝ってしまう人の習慣

ユルメテカツアソンデイルヨウデカッテシマウヒトノシュウカン

かつて20年間無敗の記録をうちたてた伝説の雀鬼。
勝利するための技術や相手を見極める技術など、実践面と精神面の著作を重ねてきた。今回、焦点をあてたのは「習慣」。
現在、勝負の場から、今は人間育成に場を移している。
主宰する雀鬼会での後進への指導は講義方式ではない。道場でいっしょに過ごすこと、道場生たちとでかけること、話すこと、そんななかで自ら学ばせていく。
桜井章一といっしょに過ごすことが、すなわち人間力を養っていくことになる。
「負けない人」とはどのような日常を送っているのだろうか。日常の過ごし方やふだんの考え方、つまり習慣にこそ、そのヒントは必ずある。稀代の勝負師がみずからの習慣を公開するとともに、負けないため(=克つ)習慣について解説していく。


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目次

第1章 勝負強くなる人の習慣
●心地よく思うことが習慣になればいい
●目で見ず、鼻で見る習慣をつける
●私が30分前に約束の場所に行く理由
●気持ちが落ち着く氷タオルの効用
●すべての人に合う正しい睡眠はない
●太陽が緑に見えるまで直視する
●体中の細胞が目覚めるような湯に入る
●人生の荷物を降ろす習慣をつける
●電車の中で私はなぜ寝ないのか? ……etc.
第2章 体の習慣から生き方をとらえ直す
●準備できている人は手が遊んでいない
●上半身は足で動かせ
●「浮き足立つ」のはいいことである
●ふだん使わない体の部分を使うと思わぬ発見がある
●手の甲を使うと楽に相手が動かせる
●前のめりになって歩く人の習慣
●特殊部隊の猛者はなぜ自宅で怪我ばかりするのか?
●「存在感」は自分でコントロールできる ……etc.
第3章 思考の習慣を変えると楽になる
●追い風より向かい風に教われ
●マイナスのことを考えそうになったら、その瞬間で止める
●間接的に表現をするクセをやめる
●悪いことが起こったときに考えるべきこと
●安定した気分は習慣化できるか?
●明るい方にいつも向いていれば、間違いない生き方になる
●バカになって不調を楽しむと、馬鹿力が出る
●同時にいくつものことを並行してやる
●元に戻る習慣があるから救われる ……etc.
第4章 クセでその人がわかる
●クセは口ほどにものをいう
●性格を直そうと思うならクセを直す
●ダメな性格は緩めればいい
●悪口を習慣にする人の理由
●一方的に話す習慣は寂しさから生まれる
●独り言をいう習慣がある人
●ファッションの習慣から見えてくるもの
●広がりグセを見つめ直す ……etc.
第5章 自然な習慣、不自然な習慣
●周りの影響から習慣をつくると、「その人らしさ」がなくなる
●習慣が破られるのは楽しい
●悪い習慣でもやめなくていい理由がある
●愛着と執着を分ける
●ネットでつながる習慣をやめる
●人の習慣は同心円状に社会に広がる ……etc.

書誌情報

紙版

発売日

2014年10月03日

ISBN

9784062191999

判型

四六

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

162ページ

著者紹介

著: 桜井 章一(サクライ ショウイチ)

雀鬼会主宰 東京生まれ。大学時代に麻雀に触れ、のめりこむ。昭和30年代後半、裏プロの世界で勝負師として頭角を現す。以来、20年間「代打ち」として超絶駅な強さを誇り、「雀鬼」の異名をとる。その間、負けなしの無敗伝説をつくった。現役引退後、著者をモデルにした小説、劇画、映画などでその名をひろく知られるようになる。現在は、麻雀を通して人間力を鍛えることを目的とする「雀鬼会」を主宰し、全国から集まった若者を指導している。著書にベストセラーになった『人を見抜く技術』(講談社プラスα新書)、『体を整える―ツキを呼ぶカラダづかい―』(講談社)など多数。

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