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戦後70年 わたしの戦争体験
センゴナナジュウネンワタシノセンソウタイケン

山藤章二「ふたつの時代を生きた幸不幸」--天皇陛下が神だったあの時代。山藤氏の目を釘づけにした一枚の写真とは。
森村誠一「未来への飛脚」--憲法九条は、第二次世界大戦から日本が学習した教訓(レッスン)である。日本最後の熊谷空襲を体験した森村氏が70年間訴えてきたこととは。
畑正憲「ある少年の戦中戦後史」--父親に連れられ満州奥地のイーメンパへ。小さな輸送船で帰国し、目にした内地。少年の心に焼きついた戦争という風景とは。
松本零士「父の背を見て育った小倉の日々」--毎日のようにB29の大編隊を見た少年の日々。父は陸軍航空部隊のテストパイロットで、バンコク上空で終戦を迎えたが……。
ちばてつや「屋根裏の絵本描き」--満州の奉天で終戦を迎え、暴動から逃げ、屋根裏に隠れ住む生活から帰国までの道程とは。
勝目梓「低温火傷」--両親の離別により鹿児島へと移り住んだ少年時代。そこでの日々は、軍国少年としての熱狂の中で過ぎていった。
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書誌情報
紙版
発売日
2015年07月30日
ISBN
9784062196611
判型
四六変型
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
186ページ
初出
「小説現代」2015年2月号~7月号
著者紹介
ちばてつや(ちば・てつや)1939年東京生まれ。漫画家。
森村誠一(もりむら・せいいち)1933年埼玉県生まれ。作家。
畑正憲(はた・まさのり)1935年福岡県生まれ。作家。動物研究家。
松本零士(まつもと・れいじ)1938年福岡県生まれ。漫画家。
山藤章二(やまふじ・しょうじ)1937年東京生まれ。風刺漫画家、イラストレーター。
勝目梓(かつめ・あずさ)1932年東京生まれ。作家。
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