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ウマ駆ける古代アジア
ウマカケルコダイアジア

6000年前、北アジアで人は野生のウマに出会った。草原の民の最高の伴侶となったウマは、騎馬・調教の方法と、馬車の技術とともにユーラシア全域に広まっていく。シュメルの戦車として、スキュタイの騎馬遊牧として、漢の軍馬として……。最新の考古学の発掘成果を駆使し、ウマと人の最古のつながりを探る渾身の書。
【目次】
序章 天馬以前の道を求めて
第一章 ユーラシア草原のウマとヒト――ウマ利用を開始したウクライナ草原
第二章 車輪と車両の発明――橇から馬車へ
第三章 馬車そして古代戦車の発生――草原とメソポタミアのあいだ
第四章 古代戦車中国へ――殷墟に埋れた馬と車
第五章 騎馬と遊牧と騎兵
第六章 馬と人の社会
終章 天馬
参考文献
あとがき
索引
- 前巻
- 次巻
目次
序章 天馬以前の道を求めて
第一章 ユーラシア草原のウマとヒト――ウマ利用を開始したウクライナ草原
第二章 車輪と車両の発明――橇から馬車へ
第三章 馬車そして古代戦車の発生――草原とメソポタミアのあいだ
第四章 古代戦車中国へ――殷墟に埋れた馬と車
第五章 騎馬と遊牧と騎兵
第六章 馬と人の社会
終章 天馬
参考文献
あとがき
索引
書誌情報
紙版
発売日
1994年03月04日
ISBN
9784062580113
判型
四六
価格
定価:1,602円(本体1,456円)
通巻番号
11
ページ数
262ページ
シリーズ
講談社選書メチエ
著者紹介
1946年生まれ。京都大学文学部史学科卒業。国士館大学教養部教授。専攻はアジア古代史。共著に、『日本文化と民族移動』(思文閣出版)、『イラク、ハムリン調査概報』『ラーフィダーン』(国士館大学イラク古代文化研究所)。論文に、『地中海農牧文化複合と中原』(国士館大学教養論集)。
装丁: 山岸 義明(ヤマギシ ヨシアキ)
装丁: 中津川 稔(ナカツガワ ミノル)
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