性フェロモン オスを誘惑する物質の秘密

マイページに作品情報をお届け!

性フェロモン オスを誘惑する物質の秘密

セイフェロモンオスヲユウワクスルブッシツノヒミツ

講談社選書メチエ

50万をこえるカイコガ、1万近いゴキブリ。その飼育が化学者たちのスタートラインだった。昆虫の「処女」から抽出された不思議な物質……。構造の解明から害虫駆除への応用まで、40年の研究史を平易に解説する。

【目次】
はじめに フェロモンとは何だろうか
第一章 性フェロモンの発見
1 ブテナントの実験
2 クワゴで遊ぶ
第二章 科学者たちの失敗
1 思い込みはおそろしい マイマイガ
2 方法選びが肝心 ワモンゴキブリ
3 詰めをあやまるな ワタキバガ
4 そのときベストを尽くしても カツオブシムシ
第三章 日本のフェロモン学事始
1 国際競争ははげしい マダラメイガ
2 やっぱり研究は面白い ジンサンシバンムシ
3 フェロモンにもいろいろある オオクロコガネ
第四章 フェロモン研究の現在
1 虫はどうやってフェロモンをつくり出すのか
2 地球にやさしい可能性
あとがき

化学実験のテクニック
索引


  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに フェロモンとは何だろうか
第一章 性フェロモンの発見
1 ブテナントの実験
2 クワゴで遊ぶ
第二章 科学者たちの失敗
1 思い込みはおそろしい マイマイガ
2 方法選びが肝心 ワモンゴキブリ
3 詰めをあやまるな ワタキバガ
4 そのときベストを尽くしても カツオブシムシ
第三章 日本のフェロモン学事始
1 国際競争ははげしい マダラメイガ
2 やっぱり研究は面白い ジンサンシバンムシ
3 フェロモンにもいろいろある オオクロコガネ
第四章 フェロモン研究の現在
1 虫はどうやってフェロモンをつくり出すのか
2 地球にやさしい可能性
あとがき

化学実験のテクニック
索引

書誌情報

紙版

発売日

1996年11月08日

ISBN

9784062580915

判型

四六

価格

定価:1,602円(本体1,456円)

通巻番号

91

ページ数

252ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

著者紹介

著: 桑原 保正(クワバラ ヤスマサ)

1941年、滋賀県生まれ。京都大学農学部卒業。農学博士。京都大学農学部附属農薬研究施設教授。専門は化学生態学、天然物化学。論文多数。

関連シリーズ

BACK
NEXT